感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ベル@bell-zou
22
誕生日プレゼントに“しあわせなちょうちょうを描いて”というハーニャの注文に応えようとする優しいえかきと、しあわせを探すちょうちょうのお話。描いたちょうちょうに話しかけらるという不思議な状況を受け入れるおおらかさがありながら、そのちょうちょうにダメ出しをされるとかんしゃくをおこす えかきがとても良い。カラフルで優しく自由なタッチの絵に和む。写真のハーニャとのコラボが独特の味わい。[ポーランドの作家さんコンビによる1960年の作品/日本初版1968年]2018/11/18
mntmt
21
ちょうちょうがしあわせになるまで、何度も絵を描き直した絵かきさん。グラビアンスキーの絵が綺麗です。2016/10/30
あるちゃ
5
しあわせってなんだろうね。 物質的に満たされることなんだろうか、いい環境を準備してもらうことなのだろうか、お友達ができることなのだろうか。 自分の持ちえないものを羨んでも仕方ないし、他人と同じものを手に入れたからといってしあわせになるわけではないし。 しあわせって結局しあわせを感じるその人しだいなんだろうなあ、って思う。 そう思うと、このしあわせなちょうちょうって本当にしあわせになったのかなあってちょっと疑問が残ってしまうのですが…2015/08/30
紀梨香
3
写真とイラストが組み合わせてあったこと、えかきさんが出てきたこと、それだけしか覚えていなかったのに、ずっと心に残っていた絵本。やっと探し当てました。ベレー帽に口ひげの絵描きさんの写真もあったような気がしてたのですが、脳内で創作していたのかな。2018/07/30
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- 和書
- 木下順二集 〈2〉