内容説明
朝日サスタ日カガヤク地蔵一首二金八千貫―こんななぞのことばが書かれた古い紙きれが、工事ちゅうの空地で見つかった。宝のかくし場所を書いた暗号文にちがいない!3人の少年たちのわくわくする宝さがしの物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
905
2
那須正幹のデビュー作、ようやく読めた。その後の作品群を思うと掘り下げが甘いかなと思うところもあるが、読後感は那須作品らしさを満喫できる。それにしても「鉄さんはえらいもんだ、テレビにでるような人間とつきあっとる…」って、40年以上前の田舎人の感覚ってこんな?ちなみに読んだのは文庫ではなく、オリジナルの第8刷。「きちがいのよう」とか時代を感じさせる表現が今ではダメだとしても新鮮。2015/11/23
ナタニエル・ブシッチオ
1
ある人の影響で、ズッコケ3人組を読み直す前に元ネタとして読んだ。巻末にもあったが、この手の作品はほとんど本当の宝は見付からず、夢だったり、悪戯の情報だったりということが多い中本当に宝を見つけてしまう展開が斬新だった。また、鉄っちゃんの裏切りそうで実は凄くいい人だった部分はとても前振りがよくて最後までどちらか迷いながら読み進めた。いい作品は大人になってもワクワクさせられるなと改めて思った。次はいよいよズッコケ3人組だ。2015/02/21
みつなり
0
★★★★☆ 母の小学生時代の愛読書、今では私のお気に入りに。絶版だったらしく、オーダーで注文して購入。
Hiroyki Tanka
0
生まれて初めて読んだ小説。作家はズッコケシリーズのなす先生。2013/07/31
にゃおん
0
学研の雑誌「学習」の夏休み特大号で読んだ記憶があります。