出版社内容情報
各時代に生きた人々の精神に触れながら,日本美術の思想と特質を解明した画期的なシリーズ。梅原猛監修。「稲と権力」は,考古学者佐原眞と猪熊兼勝のコンビで,弥生・古墳時代の高度な文明と朝鮮半島との関わり,当時の人々の死生観などを鋭く分析する。
目次
序章 稲と権力の時代
第1章 絵画と紋様―弥生・古墳人の美意識
第2章 模倣と創造―渡来する文物
第3章 生と死―ヒトと精霊のまじわる世界
第4章 権力の美―みせびらかしの系譜
第5章 戦いの美―技術革新と男の美学
著者等紹介
佐原真[サハラマコト]
考古学者
猪熊兼勝[イノクマカネカツ]
京都橘女子大学教授
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