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出版社内容情報
「先輩のためなら、わたし何でもします」
罰ゲームから始まった関係を解消し、改めて正式に雲雀と付き合うことになった将臣。そんな彼に“精神界”を知っているという後輩、佐伯奏が接近する。彼女持ちの将臣にやたらとグイグイくる奏に対し敵対心を燃やす雲雀だったが、将臣は雲雀と奏が“精神界”を知る者同士、友達になれるかもしれないと奏の真意を確かめようとして――?
「将臣くん、……浮気は駄目よ?」「駄目。分かってる」
「信じてる……わ?」「疑問形かよ……」
正妻ポジションを絶対に譲りたくないギガ重な彼女のために奮闘する、やっぱり電波な恋物語。
【目次】
内容説明
「先輩のためなら、わたし何でもします」罰ゲームから始まった関係を解消し、改めて正式に雲雀と付き合うことになった将臣。そんな彼に“精神界”を知っているという後輩、佐伯奏が接近する。彼女持ちの将臣にやたらとグイグイ来る奏に対し敵対心を燃やす雲雀だったが、将臣は雲雀と奏が“精神界”を知る者同士、友達になれるかもしれないと奏の真意を確かめようとして―?「将臣くん、…浮気は駄目よ?」「駄目。分かってる」「信じてる…わ?」「疑問形かよ…」正妻ポジションを絶対に譲りたくないギガ重な彼女のために奮闘する、やっぱり電波な恋物語。
著者等紹介
神宮寺文鷹[ジングウジフミタカ]
埼玉県産(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
23
罰ゲームから始まった関係を解消し、改めて正式に雲雀と付き合うことになった将臣。彼に精神界を知っているという後輩、佐伯奏が接近する第2弾。彼女持ちの将臣にやたらグイグイくる奏に対し密かに敵対心を燃やす雲雀。一方、将臣は雲雀と友達になれるかもと奏の真意を確かめる展開で、重度のCCDに陥る奏の親友つばきの存在と2人のも浮き彫りになる中、将臣と奏の距離感に心穏やかでいられない雲雀の様子も微笑ましかったですが、ブレずに粘り強く向き合った将臣の異質さも際立ってましたね…思わぬ真相が垣間見えた結末も気になるところです。2025/10/13
真白優樹
10
悪友である啓示が生徒会に立候補する中、同じく生徒会に立候補した後輩、奏が接近してくる今巻。―――見える形は理想か現実、望むのはどちら? 雲雀が相変わらず重い中、精神界が見えるという奏からのアプローチを受ける巻であり、彼女の内面に接近、ぶつかり合っていくことで本当に仲良くなっていく、より重さも愛も深まる巻である。果たしてこの先、どんな世界が待っているのか。かすかに迫る何かの影、それはどんな決着を持ってくるのだろうか。そしてその影と戦うことになった時、どんな戦いが待つのか。 次巻も勿論楽しみである。2025/11/14
FFLJAPANter
7
精神界の展開少なめで中盤まで進み、前巻に比べても淡々と進む、退屈さを感じた位で仕掛けてくるタイプ……作者はエスパーか何かか?古き良きセカイ系学園モノの系譜でありながら、メインテーマが「推しに対してのスタンス」で令和っぽいのはなかなかパンチが効いている。続巻に期待。2025/11/01
鰹よろし
4
普通って何?、息苦しいのですが。仮面と素顔・偶像と実像の輪廻。精神界へと逃れた雲雀の、将臣を起点とした(あるいは精神界を通じての)現実世界における輪(世界)の広がりが行く行く精神界の原点へ? 敢えて伏せてるのだろうけど、変わらずある居場所としてのトリオの日常はもう少し描いて欲しかったな。...あと佐伯奏が一年になったり二年になったりするのは何かあるの?2025/10/17
Sphene_UmaLove
3
2巻も相変わらず通信量の重い雲雀がかわいいですね。 ペアダイブとは🤔 雲雀の現実世界を広げようと友達作りに奮闘する将臣。 奏とつばきの2人の曝け出された本音がなかなか強烈。 なんだかんだで将臣の思惑通りの展開に落ち着き大団円(?) かと思いきや、 まさかのアストラルサイドの根源に関わりそうな引きで終わってて続きが気になりすぎます。 次巻が待ち遠しいですね! そして足フェチの将臣くんとは🤝2025/10/12




