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出版社内容情報
魔王との戦いで命を落とし、100年後に子どもの姿で蘇ったノイは、立派に成長した弟子・カルディアの「花嫁」として共に穏やかな日々を過ごしていた。しかしある日、王宮からの催促でカルディアの花嫁探しをする必要があると知り、胸に言いようのない痛みが走る。
カルディアが唯一の花嫁として想うのはノイだけ。だが、それはカルディアがひた隠しにしてきた悲しい秘密に繋がっていて……。
孤独な二人が時を超えて希望を紡ぐ物語、第2巻!
【目次】
十章 花嫁探し
十一章 布団に包んだ秘密
十二章 思い出のひとひら
十三章 紡ぐは糸か恋か
十四章 春よ来い
十五章 狭いベッドと可愛い君
十六章 つつ闇の宿願
十七章 嘘ばっかり
内容説明
魔王との戦いで命を落とし、100年後に子どもの姿で蘇ったノイは、立派に成長した弟子・カルディアの「花嫁」として共に穏やかな日々を過ごしていた。しかしある日、王宮からの催促でカルディアの花嫁探しをする必要があると知り、胸に言いようのない痛みが走る。カルディアが唯一の花嫁として想うのはノイだけ。だが、それはカルディアがひた隠しにしてきた悲しい秘密に繋がっていて…。孤独な二人が時を超えて希望を紡ぐ物語、第2巻!
著者等紹介
六つ花えいこ[ムツハナエイコ]
2013年、Webへの作品投稿を開始し、小説、漫画原案など多方面で活躍する人気クリエイター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
23
100年後に子どもの姿で蘇り、立派に成長した弟子カルディアの花嫁として共に穏やかな日々を過ごすノイが、彼と一緒に彼の弟子たちの家を家を訪れる第2弾。カルディアの弟子だったクククヴィアや、花嫁選ばれると自負するアドニス、アプローチする女性たちの姿を目の当たりにして、胸に言いようのない痛みが走るノイ。カルディアが唯一の花嫁として想うのはノイだけで、ノイもまたカルディアのことが大切なのに、お互い秘密を抱えているがゆえに慮ってしまうことが逆に不安に繋がって、他人の憶測で誤解していく状況が何とももどかしいですね…。2025/09/26
わたー
15
★★★★★WEB版既読。ノイを正式な花嫁さんとして迎えるために、八十年もの間参加していなかった国の舞踏会に参加することにしたカルディア。その準備として自分の一番弟子が長を務める魔法使いたちの里へやってくるのだが…と始まる2巻。ノイがいなくなってからの空白の100年を彼がどう過ごしたのか、それが明らかになるにつれて彼の功績の大きさと、魔力すら持たない今の自分との間に横たわる大きな断絶を実感してしまうのがきっつい。そんな断絶なんて本当はありはしないのに、なんだったら二人とも互いを憎からず思っているのに、2025/10/12
サキイカスルメ
10
深すぎる愛を持った上で、初々しい恋をする難しさを感じました。それでも着実に相手への想いを育てていく2人が、とっても素敵。今回はカルディアの視点も多かったですね。彼がノイを師匠の面影ではなく、今の彼女へ心惹かれていく描写が丁寧で好き。それだけに、あのラストは世界はどれだけこの2人に試練を与えてくるんだよ!となりましたね。アドニスもかなり気になりました。2025/10/08
栗山いなり
5
子供の姿で蘇った魔法使いノイとその弟子カルディアの日常を描いたファンタジー小説シリーズ第2巻。終始日常とノイとカルディアの掛け合いが繰り広げられていた巻だったけどラスト結構やばい事が明らかになっておお!?ってなった2025/10/13
とってぃー
5
ノイが自分の気持ちに気づき始めて困惑してるのが可愛いし、カルディアが気持ちが前に出てしまってのも可愛い。両者が初々しくてたまらないね。ラストは悲痛な計画が明らかになり、2人を引き裂く運命をどうにかできないんですかね〜!2025/10/09




