メディアワークス文庫 そして、あなたは私を捨てる〈１〉―死に戻り令嬢は竜の王子の執着を知らない

柏 みなみ【著】

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2025/09発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 336p／高さ 15cm
• 商品コード 9784049164978
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

竜の血を引く王族特有の病に罹った恋人のシリウスを救うため、自らを代償に死に戻ったアリアーナ。しかし、回復した彼が自分の姉に愛を告げる場面を目撃してしまう。
実家の公爵家では蔑まれ、二度目の人生でも恋人を失ったアリアーナは国を出ることに。だが数年後、竜の住む谷で暮らす彼女のもとをある人物が訪れたことで、二人の運命は再び動き始め……。
聡明で一途な青年だったシリウスはなぜアリアーナを裏切ったのか。彼の秘めたる愛が時を超えて明かされていく。



【目次】

一章　あなたの選んだ人
二章　魔術師学校
三章　あなたは、私を捨てる
四章　シリウスの願い
五章　消えた第一魔術師団
六章　一度目と、二度目の竜谷
七章　竜と双子
八章　リンドヴルム国の異変
九章　彼の弟
十章　王都へ

内容説明

掛け違えられた恋を紐解くすれ違い×溺愛ロマンス。竜の血を引く王族特有の病に罹った恋人のシリウスを救うため、自らを代償に死に戻ったアリアーナ。しかし、回復した彼が自分の姉に愛を告げる場面を目撃してしまう。実家の公爵家では蔑まれ、二度目の人生でも恋人を失ったアリアーナは国を出ることに。だが数年後、竜の住む谷で暮らす彼女のもとをある人物が訪れたことで、二人の運命は再び動き始め…。聡明で一途な青年だったシリウスはなぜアリアーナを裏切ったのか。彼の秘めたる愛が時を超えて明かされていく。

著者等紹介

柏みなみ［カシワミナミ］
２０２２年よりＷｅｂ小説投稿サイトにて執筆を開始し、『初恋の人との晴れの日に令嬢は裏切りを知る　幸せになりたいので公爵様の求婚に騙されません』（ビーズログ文庫）にてデビュー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[よっち]

王族特有の病に罹った恋人のシリウスを救うため、自らを代償に死に戻ったアリアーナ。しかし回復した彼が自分の姉に愛を告げる場面を目撃してしまうロマンスファンタジー。実家の公爵家では姉を偏愛する父に蔑まれ、二度目の人生でも恋人と居場所を失ってしまい国を出たアリアーナ。しかし数年後、縁あって竜の住む谷で穏やかに暮らしていた彼女のもとを、ある人物が訪れたことから物語が再び動き出す展開で、竜や双子の子供たちとの日々は微笑ましかったですが、王国で一体何が起きているのか、どんな結末を迎えるのかいろいろ気になるところです。

2025/09/27

[栗山いなり]

公爵家の次女にして優秀な魔術師の身に起こる動乱を描いたファンタジー小説。これぞ前巻って内容の巻だったと思う。国に何が起こったのかとか主人公の姉の本当の姿とか気になる所がちょくちょく出てきてそれらが明かされるのを期待して来月出る第2巻も読んでみたい

2025/10/04

[イカまりこ]

試し読みが楽しくて、ニコカド祭開始まで買うの我慢してた！病に倒れた恋人を命懸けで救う冒険をしてきたのに、帰ってきたら看病してた聖女の姉に鞍替えされる…って、ありがちな話かと思いきや、漠然と謎を感じる展開。まずヒーローは誰なのか。この裏切り者の第2王子？妹の恋人を奪った姉に悪気はないの？大枠の謎が分かるタイミングがいい。しかしそこから第3王子が登場し、少し冗長なのでは？って思う。でもこれにはちゃんと意味があって！まだまだ全然全貌が隠されてた～。もう本当に次が待ち遠しい！しっかり悪役がいて制裁されるといいな。

2025/10/11

[榛名]

すれ違いの切ないラブストーリーで、自分の姉を尊敬していて、姉に恋人を取られても、姉を恨まない本当に一途で強い女性でしたね。 ストーリー上にかなりの伏線が張り巡らされていて、その謎が１巻の時点では解明されていません。 なぜシリウスが恋人である彼女を裏切多のか？姉はなぜ妹の恋人を取ったのか？その理由がかなり気になっています。いろいろな伏線が絡み合っていて、その１つ１つの謎が謎を読んでいて、読む手が止まらなくなりました。 読む手がとまらなくなりました。２巻が楽しみです。

2025/10/25

[愛華]

面白かったし、切なかった。色んな要素を詰め込んでるけど、良い感じに独占欲強いのと嵌められて主人公に一途だから良かった。続きが来月に読めるのが嬉しい。漫画化も 嬉しいけど、絵がいい人だといいな。

2025/09/28