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出版社内容情報
帝都を守護する最後の陰陽師・比良坂拝音と怪異を見る目を持つ千曳泉。訳あって夫婦となった二人の仲は、百怪祭を経て深まるばかりだった。
そんなある日、拝音の元婚約者・沙庭巫美子の式神が二人の前に現れ、幽世に消えて亡くなったとされていた巫美子が生きており、現世に連れ戻せるかもしれないと告げる。
巫美子の代わりに結婚した泉は、彼女を助けたい気持ちと拝音への恋心の間で揺れ動き、次第に二人はすれ違ってしまう。しかし、これにはある怪異が関係していて――。
【目次】
第一章 尻尾の生えた少年
第二章 二人の近代的新婚生活日記
第三章 友人は幽霊
第四章 千里眼対陰陽術
第五章 神託と決断の夜
第六章 通い合う思い
第七章 贈る言葉
内容説明
帝都を守護する最後の陰陽師・比良坂拝音と怪異を見る目を持つ千曳泉。訳あって夫婦となった二人の仲は、百怪祭を経て深まるばかりだった。そんなある日、拝音の元婚約者・沙庭巫美子の式神が二人の前に現れ、幽世に消えて亡くなったとされていた巫美子が生きており、現世に連れ戻せるかもしれないと告げる。巫美子の代わりに結婚した泉は、彼女を助けたい気持ちと拝音への恋心の間で揺れ動き、次第に二人はすれ違ってしまう。しかし、これにはある怪異が関係していて―。
著者等紹介
峰守ひろかず[ミネモリヒロカズ]
第14回電撃小説大賞《大賞》受賞作『ほうかご百物語』で2008年にデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
栗山いなり
5
帝都を守護する陰陽師・拝音と彼の妻になった泉の身に起こる怪異絡みの事件を描いた物語シリーズ第2巻。人気作家なだけあって安定した、ファンタジーとしてもロマンスとしてもミステリーとしても中々面白い作品だった。続きが出るんなら読んでみたいが、出るんかね?2025/09/07
蒼都羽月
3
思うことありすぎてとても文字数制限内に収まらないから、感想は別の場所に記録することにして、一言だけ。泉の話を途中で遮らずに最後まできちんと聞く拝音、人としてかなり好き。人の話を(途中ですべて分かったとしても)最後まで聞くことができない人のことが本当に嫌いなんだな〜私は、と改めて認識した。本を読む時間って、無自覚に自分と対話する時間でもあるよね。2025/09/19