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出版社内容情報
独部由良の願いを叶えるため、彼女の《歪み》を修正した伽羅森。
だが、《歪み》は世界で繋がっている。
その修正の影響で、世界各地に甚大な被害が発生した。
「独部由良は救うべきでない命だった。そう思わないかい?」
自らが引き起こしたと言っても過言ではない凄惨な任務に赴き、伽羅森は《魔剣》ティルフィングを振り続ける。……自らの運命を破滅させる、その蒼剣を。そして、その破滅は最悪の形で訪れ──。
「そんな顔しないでください……元々……なくなっていた命ですから」
伽羅森の不幸を望む蒼剣が、彼に科す運命は。
そして彼が選ぶ“正義”。その最果てにあるものは──。
【目次】
内容説明
独部由良の願いを叶えるため、彼女の《歪み》を修正した伽羅森。だが、《歪み》は世界で繋がっている。その修正の影響で、世界各地で甚大な被害が発生した。「独部由良は救うべきでない命だった。そう思わないかい?」自らが引き起こしたと言っても過言ではない凄惨な任務に赴き、伽羅森は《魔剣》ティルフィングを振り続ける。…自らの運命を破滅させる、その蒼剣を。そして、その破滅は最悪の形で訪れ―。「そんな顔しないでください…元々…なくなっていた命ですから」伽羅森の不幸を望む蒼剣が、彼に科す運命は。そして彼が選ぶ“正義”。その最果てにあるものは―。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
23
独部由良の願いを叶えるため、彼女の《歪み》を修正した伽羅森。しかしその修正の影響で、世界各地に甚大な被害が発生する第3弾。自らが引き起こしたと言っても過言ではない凄惨な任務に赴き、自らの運命を破滅させる魔剣を振り続ける伽羅森。そしてその破滅が最悪の形で訪れ流転会で、彼の破滅を望む存在であり、信念を映し出す鏡でもある魔剣を振るい、運命に抗いながらも理不尽さを受け入れざるを得ない彼らの破滅の果てに見える光は救いなのか新たな歪みだったのか。ややクラシカルながらももう少し読みたかったと思わせる印象的な物語でした。2025/11/26
ARI
4
これ、最終巻なんですかねぇ……。内容的にも、お値段的なところでも、そういう雰囲気をビシビシ感じるんですけど。もっと読みたい!まだまだ読みたいんですけど!続きを、お願いですから、続きを……! ともあれ!3巻も大満足しました。今回はもう1冊まるまるバトルです。1巻の異能バトルに回帰したような雰囲気がありますが、そもそも作品世界観の開示やキャラの顔出しも含める1巻とはその密度が段違いですし、本作に限って言えば学園と歪みの中で生きる人を描いた2巻を踏まえての今回ですから、その戦いに乗せるモノの重さがまるで違う。2025/10/12
細川 カヲル
1
やっぱこの世界観、大好きだわ。占星術をはじめとした魔術系の解釈が綺麗にハマってて序盤から「はえーすげー」と口をあんぐり開けてしまった。術系もそうなんだけど主人公の呪い関係についても良い意味で気持ちいいぐらいに有効活用されてらっしゃって成程としか言いようがない。それはそれとして展開は地獄でしかないけど。 歪みが発生する世界に於いて、人はどうして行くべきなのか。その答えは1つではない。前回から暗に示されていた所も押し出しながらも彼らが選んだ正義という答えにたどり着く姿はいつかのカタルシスを思い出した。2025/10/23
くろ
0
たぶん完結。売れてるんならわからんけど、まぁ終わりだろうなと。設定は面白いんだけど、発売が10年遅かったか2025/11/17
悠灯
0
急に生えてきた敵集団とずっとバトル。白檀必要あったかな? 最終巻だろうから俺たちの戦いはこれからだエンドじゃなくて、もっと綺麗に終わらせて欲しかった感ある2025/11/12




