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出版社内容情報
「水泳部の町野さんは部活が始まる前に、僕しかいないドミノ部に顔を出す。町野さんはコント仕立ての会話でボケ倒すので、僕はツッコまずにはいられない。ボケては返すの言葉尻。恋も他愛もない会話。そんな青春をすごした僕たちも、二年生になり変わっていく――」
「唐突にラノベの二巻っぽいあらすじを語ってどうしたの、町野さん」
「誰も死なない! やなやついない! 安定安心の日常ラブコメが帰ってきた! 今回ついに、町野さんの飼い猫の名前が判明――!?」
「それ一番のヒキなの!?」
「読み終わってあなたは言う。『こういうのでいいんだよ』と――」
「売る側が言っちゃだめなやつ!」
内容説明
エモ楽しすぎる!放課後ラブコメ待望の第二弾。「水泳部の町野さんは部活が始まる前に、僕しかいないドミノ部に顔を出す。町野さんはコント仕立ての会話でボケ倒すので、僕はツッコまずにはいられない。ボケては返すの言葉尻。恋も他愛もない会話。そんな青春をすごした僕たちも、二年生になり変わっていく―」「唐突にラノベの二巻っぽいあらすじを語ってどうしたの、町野さん」「誰も死なない!やなやついない!安定安心の日常ラブコメが帰ってきた!今回ついに、町野さんの飼い猫の名前が判明―!?」「それ一番のヒキなの!?」「読み終わってあなたは言う。『こういうのでいいんだよ』と―」「売る側が言っちゃだめなやつ!」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
24
2年に進級しても、相変わらず二反田がいるドミノ部室に顔を出す町野さん。部室に現れるメンバーも増える中、少しずつ2人の距離感も変わっていく第2弾。仲良くなったからこそ気になる進級時のクラス替えを巡るドキドキや、相変わらず部活に行く前にドミノ部に顔を出す町野さんが後輩属性を演じたり、モーニングルーティンを明かしたり、エプロン姿になってみたり、相変わらずに見えて少しずつ変わっていく二反田との距離感。八木と雪出や安楽寝さんと坂本との関係も絡めながらテスト勉強だけでなく熱海旅行も満喫する彼らの様子が楽しかったです。2025/06/12
りこ
5
二年に進級しても町野さんほかいつメンは同じクラス。相変わらずドミノ部は二反田ひとりで、やっぱり町野さんが毎日ニ十分くらい遊びに来る。部室以外でもみんなでバーベキューに行ったり町野さんのお宅にお邪魔したり町野さんの誕生日に二人きりで映画を観に行ったり仲を深めまくる二反田。どんなに告白めいたことを口にしても二人は決して付き合わない。会話を積み重ねることで他の人からは何の引っかかりもない言葉に意味が生まれたり、おたがいを理解しているからこそ同意の上で保留を選んだり。そんな彼らの関係はいとおしく新鮮に感じられた。2025/06/08
真白優樹
4
二年生となるもドミノ部には新入部員が来ず、結果いつも通りな日常が続く今巻。―――変わらぬ日々の中、思いは変わるか変わらぬか。 相も変わらずいつもの面子による賑やかな日々が続く中、並人と硯の関係にも少しずつフォーカスが当たっていく巻であり、確かに思いはほんのり抱えるも、それでもこれでいいと望む二人の、優しさもある温かさがある巻である。果たして二年生の夏の先、どんな展開が待つのか。段々高校生活も終わりが見えてくるかもしれぬ中、この二人の何気ない関係は果たして何処へ行くのか。 次巻も勿論楽しみである。2025/06/16
ARI
1
相変わらず、わたしにはこの二人の会話劇を見てそれをめっちゃ面白いとかめっちゃ好きだとか言うことはできないんだけど。町野さんと二反田くん、この二人がこの二人だけの愛おしい時間と思い出を重ねているということが、本当に眩しくてそれが堪らなく良いなと思ってしまう。そしてそう思うからこそ、今回は2年生になって関係値も溜まってきている二人から「これで付き合ってないとか嘘でしょ?」みたいなラブコメの空気が至るところから感じてきていて、さっさと付き合えよと言いたくなる気持ちと同時に、2025/06/17
鰹よろし
1
町野さんの一生懸命な駆け引きにグッとくる。今日はどうしようか、明日は。その時間が迫るにつけ、部室が近づいてくるにつれ。スッキリ満足?、いや名残惜しい? いつも違ういつも同じなルーティ~ン。しかし変化は付き物で。部室の引き戸が開かれ始まるコントではあるけれど、部活前のNAMITOとのほんのひと時を大切にすべく、その前後で独り想いを巡らせ思いを募らせているだろう町野さんを容易に想像できてしまうのがうわあああああああ!!...あ~なんで加部谷恵美が過るんだ。2025/06/16