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出版社内容情報
四葉本家への襲撃と、大亜連合、新ソ連それぞれからの攻撃を対処して、つかの間の平穏を過ごす達也たち。
国内外から恒星炉プラント誘致の申し込みがあったりと、達也の目指す世界、魔法師が兵器ではなく、人間として生活できる世界の実現に向けて、着実に歩みを進めていた。
しかし、次なる脅威はすぐそこまで迫っている。
達也に何度も苦汁を飲まされ、復讐に燃える大亜連合軍の次の狙いは、日本の新たな『使徒』一条将輝で、どうやら作戦の鍵は劉麗蕾らしく……。
内容説明
四葉本家への襲撃と、大亜連合、新ソ連それぞれからの攻撃を対処して、つかの間の平穏を過ごす達也たち。国内外から恒星炉プラント誘致の申し込みがあったりと、達也の目指す世界、魔法師が兵器ではなく、人間として生活できる世界の実現に向けて、着実に歩みを進めていた。しかし、次なる脅威はすぐそこまで迫っている。達也に何度も苦汁を飲まされ、復讐に燃える大亜連合軍の次の狙いは、日本の新たな『使徒』一条将輝で、どうやら作戦の鍵は劉麗蕾らしく…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こも 旧柏バカ一代
26
第亜連合の工作員が日本に潜入。元第亜連合の戦略級魔法師だったレイラの洗脳を利用しての暗殺は、失敗で良いのかな?そして達也(四葉)は新ソ連への防衛のために北部に送られそうになる。混沌として来たな。HPにて加筆。https://www.kashiwa1969.online/novel-sequel-mahouka-10-review/2025/06/10
よっち
21
四葉本家への襲撃と、大亜連合、新ソ連からの攻撃に対処した達也たち。巳焼島が手狭になた助教で国内外から恒星炉プラント誘致の申し込みが殺到する第10弾。USNAや日本からの提案もある一方で、達也への復讐に燃える大亜連合軍の刺客が一条将輝と劉麗蕾を狙い密かに潜入する展開で、いくつもの思惑が絡み合う中で、達也がどう折り合いをつけて選択するかの過程で、改めて深雪の存在がクローズアップされてきましたね。その決断によってまたいろいろ巻き込まれていきそうな感もありますが、一方ディーンが何を始めたのかも気になるところです。2025/07/07
どんぐり@京都の何処かで
12
ディーンがなにかゴソゴソし出した。深雪がこれからもクローズアップされるんでしょうね。イラストのアンジーって絶対なんか食べてるイメージがある・・そろそろ経済政治でなく深雪やアンジーや真由美さんのガチの魔法戦が見てみたい。2025/07/12
nishiyan
9
四葉本家の襲撃に端を発した本家の移転などもあって巳焼島が手狭になりつつある中、国内外からくる恒星炉プラント誘致にあれこれと思いを巡られせる達也。一方、大亜連合の魔の手が一条将輝と劉麗蕾に迫っていて…という本巻。達也の望みと国家の思惑がどう折り合いがつくかというところに終始した内容。深雪さえ幸せであれば良いが根本にある達也としたら、ここが落し所だし、弱みか。将輝の件はあっさりとした結末で麗蕾にかけられた暗示については次巻で…かしら。復讐に燃えるように仕向けられたロッキー・ディーンとの決着も次巻で。2025/07/03
bluets8
9
茜の笑顔が素敵で後ろの二人が微笑ましい、魔法科高校の劣等生史上最もほのぼのとした表紙とは裏腹に、中身は表も裏も大人たちの思惑が交錯する話。大亜連合も新ソ連も工作員さんたちは今日も今日とて大忙し。相変わらずですね。それでも今回は暗殺未遂やテロ行為があちこちで散発的に起こっていたので、モグラ叩きでもするように出てくる刺客をスマートに片付けていく四葉家と、対応が危なっかしくて解決がドラマチックになってしまう一条家の対比が面白かった。次回は深雪女王様(予定)の大魔法に期待。2025/06/12