メディアワークス文庫<br> 古典確率では説明できない双子の相関やそれに関わる現象

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メディアワークス文庫
古典確率では説明できない双子の相関やそれに関わる現象

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  • サイズ 文庫判/ページ数 272p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784049162738
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

 斉藤勇魚と斉藤真魚。男女の双生児でともに二十歳の大学生。二人の人生は、年の離れた弟の誕生で一変した。 
 広島の大学に通う勇魚は親友に恋人を奪われ荒んだ日々を送り、北九州の実家で暮らす真魚も最愛の人に突然捨てられ世界に絶望する毎日。
 そして二人は、奇しくもそれぞれの隣人との奇妙な交流に救いを求めていく……。
 やがて気付いてしまった家族の真実。親子、恋人、親友――すべての日常が絶望と綯い交ぜとなった双子の青春の行き着く先とは?

 大人になることの「痛み」をリアルに描き、第31回電撃小説大賞で《メディアワークス文庫賞》《川原礫賞》をW受賞した、ままならない愛と青春の物語。

内容説明

斉藤勇魚と斉藤真魚。男女の双生児でともに二十歳の大学生。二人の人生は、年の離れた弟の誕生で一変した。広島の大学に通う勇魚は親友に恋人を奪われ荒んだ日々を送り、北九州の実家で暮らす真魚も最愛の人に突然捨てられ世界に絶望する毎日。そして二人は、奇しくもそれぞれの隣人との奇妙な交流に救いを求めていく…。やがて気付いてしまった家族の真実。親子、恋人、親友―すべての日常が絶望と綯い交ぜになった双子の青春の行き着く先とは?第31回電撃小説大賞メディアワークス文庫賞、川原礫賞W受賞!!

著者等紹介

東堂杏子[トウドウアンズ]
北九州市出身。『古典確率では説明できない双子の相関やそれに関わる現象』が第31回電撃小説大賞で《メディアワークス文庫賞》《川原礫賞》をW受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

cinos

38
恋人と友人に裏切られた兄と、おばに恋する妹の双子の心の痛みを感じる青春小説。母親の毒親ぷりも痛い。2025/04/28

和尚

28
タイトルと表紙で購入し、始まりから最後まで中々に癖のある内容、でも、間違いなく面白かったと言える作品でした。 最初はページ数少ないかなと思ったんですけど、濃かったですね。どこか、砂漠などの方の伊坂幸太郎さんを思わせるような文体と、魅力的なキャラクターに呑まれるように入り込んで、凄く楽しめました。とても良かった、おすすめです。2025/05/14

よっち

25
親友に恋人を奪われ荒んだ日々を送る広島の大学生・斉藤勇魚と、北九州の実家で最愛の人に突然捨てられ絶望する双子の妹・真魚。彼らの人生が年の離れた弟の誕生で転機を迎える青春小説。転居した先でお世話するようになった年上のお姉さんに癒やされる勇魚と、絶望の末にずっと寄り添ってくれた幼馴染の存在に気づく真魚。奇しくも隣人との交流に救いを求めた双子の何とも近くて対照的な関係性があって、建前を崩さない親に対する絶望が描かれる中で、大人相手に辛酸を嘗めてきた飯田の達観や、真魚の味方であり続けた市原の姿勢が印象的でしたね。2025/04/29

ゴーヤーチャンプルー

11
献本プレゼントで当選しました!嬉しいーありがとうございます!読みやすくて一気読み^⁠_⁠^ 男女の双子である勇魚と真魚。その家族と隣人の物語。性格の違う兄妹がそれぞれの大失恋から希望を見つけ歩み始めるというストーリーの中に、毒親、教育格差、小児性愛、ルッキズム、ジェンダーなどと言った現代でも続く様々な問題が散りばめられていていい作品だと思った。お母さんやその妹である叔母さんとその婚約者、子供たちの事をどう思っているんだろう。それにしても幼馴染の市原がええわー^⁠_⁠^2025/05/22

椎名

10
正直なところタイトルと表紙にピンとくるものがなく悩んでいたのだが、店頭で見るとなんとなく気になってしまって購入。そのときの自分を褒めてあげたいくらい良かった。文章、内容共にかなり人を選ぶ癖の強い作品ではあり、これがラノベでも一般文芸でもないライト文芸という市場で出たことはなかなか驚く。文章自体は軽口でありつつも比喩表現等が多彩で、叙情的。別々の場所で暮らす男女の双子の語りが順番に描かれるが、めちゃくちゃな変遷を辿りながらも噛み合っていく様は確かに量子もつれと表現するに相応しい。注目作家ですね。2025/04/26

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