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出版社内容情報
夏目咲良はいつも独りだった。高校2年生の春、放課後に1冊のノートを拾ってしまうまでは――。
「俺の脚本の感想をくれ」
「どうだ、僕の実力を思い知ったか!?」
「見てきたかのように言い当てるねえ」
学校では猫を被っている椎葉弥太郎、頑固で思春期を拗らせている犬塚雲雀、穏やかだが底が知れない真木島秀和。
個性的なメンバーが集う演劇部の活動に意図せず巻き込まれた咲良は、その一員として雲雀の想い人・榎本紅葉の勧誘に協力することになり――?
これはちょっとした若気の至りと、青春と呼ぶには未熟な日々の小話。
内容説明
夏目咲良はいつも独りだった。高校2年生の春、放課後に1冊のノートを拾ってしまうまでは―。「俺の脚本の感想をくれ」「どうだ、僕の実力を思い知ったか!?」「見てきたかのように言い当てるねえ」学校では猫を被っている椎葉弥太郎、頑固で思春期を拗らせている犬塚雲雀、穏やかだが底が知れない真木島秀和。個性的なメンバーが集う演劇部の活動に意図せず巻き込まれた咲良は、その一員として雲雀の想い人・榎本紅葉の勧誘に協力することになり―?これはちょっとした若気の至りと、青春と呼ぶには未熟な日々の小噺。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
26
狂犬と呼ばれ孤独だった夏目咲良。それが高校2年生の春、放課後に1冊のノートを拾ったことをきっかけに、変わり始める兄姉世代の高校時代たちを描く番外編。学校では猫を被る椎葉弥太郎や、頑固で思春期を拗らせる犬塚雲雀、穏やかだが底が知れない真木島秀和。個性的なメンバーが集う演劇部の活動に意図せず巻き込まれた咲良が、雲雀の想い人・榎本紅葉勧誘に協力する展開で、紅葉に対する雲雀の拙い様子や、咲良とやりとりを重ねてらしさを隠さなくなっていく弥太郎が印象的でしたが、彼女たちの今に至る経緯が伺えてなかなか興味深かったです。2025/06/12
のと
3
なんなら本編よりも面白かった。過去編でした。続きが気になる2025/06/26
き
2
本編では完璧超人だったり腹黒お姉さんだったり、あるいはやさぐれた売れない物書きだったりする本編主要キャラの兄や姉の世代の、高校時代の話。本編最新巻(Flag.11)よりも面白いので、是非ともこの話の続きも欲しい。2025/06/13
中性色
1
日付登録用。感想は後日2025/06/12