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出版社内容情報
高校2年生になって運命が動き出す悠宇たち。でも、どんな物語にも“始まりの前”があるもので……。
「はい、えのっち! あ~ん」
「…………」
日葵は凛音との再会に距離を詰めようと躍起になったり、
「夏目くんか。これも何かの縁であろう。よろしくしてくれたまえ?」
「え? ああ、うん。よろしく……」
慎司は打算のみで悠宇に近づこうとしたり――?
いつもと違うけれど、これから“いつも”になっていく。これは高校入学直後の親友たちを追う前日譚!
内容説明
高校2年生になって運命が動き出す悠宇たち。でも、どんな物語にも“始まりの前”があるもので…。「はい、えのっち!あ~ん」「…」日葵は凛音との再会に距離を詰めようと躍起になったり、「夏目くんか。これも何かの縁であろう。よろしくしてくれたまえ?」「え?ああ、うん。よろしく…」慎司は打算のみで悠宇に近づこうとしたり―?いつもと違うけれど、これから“いつも”になっていく。これは高校入学直後の親友たちを追う前日譚!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
22
高校2年生になり大きく運命が動き出す悠宇たち。これまで描かれなかった彼女たちの出会いと最初の親交を描く前日譚。高校に入学したばかりでアクセサリー販売に行き詰まっていた日葵と、幼馴染だった凛音との再会。そして最初は悠宇をよく知らずテニス部に勧誘していた慎司との出会い。疎遠になっていたついついやらかしがちな日葵と怒りながら食い物につられる凛音の構図も微笑ましくて、日葵と凛音、慎司の関係が、周辺との関係も掘り下げたり、悠宇という存在を絡めながら関係がどう再構築されていったのかが伺えてなかなか興味深かったですね。2025/05/13
ARI
3
prequelという言葉らしい、本編以前の時間軸のお話。 主に日葵が凜音と再会してから距離を詰めていくお話と、真木島が悠と関わり始めた頃のお話。現在の本編の影響もあるからか、まだこの頃は比較的マシなような、いやいややっぱり初期からやばいなと思ってしまうような……端的に言えばこの作品らしいキャラたちでしたね。 個人的に、真木島にちょっかいかけられ始めた初期の悠の態度があまりによそよそしいのなんか普通に面白かったです。2025/06/22
のと
3
過去編の短編集でした。割と補完されてて面白かったです。榎本さん、なかなかです。2025/05/25
中性色
2
日付登録用。感想は後日2025/05/13