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出版社内容情報
立華一織は、女子校の『王子様』。圧倒的ビジュアルと、イケメンすぎる言動で、女子の人気を一身に集め、男子からは羨望の眼差しを向けられている。
そんな彼女が、俺・山吹夏樹の働くファミレスに、後輩アルバイトとして入ってきた。
俺は教育係に任命されたことから、急接近!
「────ただ夏樹と話したかっただけって言ったら、どうする?」
「ボクの事、一織って呼んでよ」
「夏樹に可愛いって言われるのが一番嬉しい」
みんなの憧れの『女子校の王子様』――そんな一織の『乙女』な素顔を知ることになっていく!
内容説明
イケメン美少女とのファミレスバイトラブコメ!立華一織は、女子校の『王子様』。圧倒的ビジュアルと、イケメンすぎる言動で、女子の人気を一身に集め、男子からは羨望の眼差しを向けられている。そんな彼女が、俺・山吹夏樹の働くファミレスに後輩アルバイトとして入ってきた。俺は教育係に任命されたことから、急接近!「―ただ夏樹と話したかっただけって言ったら、どうする?」「ボクのこと、一織って呼んでよ」「夏樹に可愛いって言われるのが一番嬉しい」みんなの憧れの『女子校の王子様』―そんな一織の『乙女』な素顔を知ることになっていく!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
26
女子校の『王子様』として圧倒的人気を誇る立華一織が、男子高校生・山吹夏樹の働くファミレスに後輩アルバイトとして入り、彼女の教育係に任命される青春ラブコメ。圧倒的ビジュアルとイケメンすぎる言動で女子の人気を一身に集める一織。王子様的接客でファミレスを崩壊させそうになる彼女をフォローする中で距離が縮まり、少しずつ他の誰もが知らない彼女の意外な素顔を知っていく夏樹。ピンチには駆けつけてくれて、自分の乙女な一面に気づいてくれる夏樹を意識していく一織のギャップは破壊力があって、覚悟を決めた夏樹もカッコ良かったです。2025/02/07
rotti619
15
女子校にいる立華一織がイケメン王子様過ぎて女子が全員そっちに矢印を向けてしまっている舞台設定で、女子との交流が生まれないままファミレスでバイトする山吹夏樹の前に、その一織が新人として入ってきて教育係になる、というお話。当然通学する女子校生が一織目当てに大挙して押しかけてくる中、夏樹と一織が交流を深めていって…という流れなのだが、一織が夏樹の前でだけ見せる乙女な顔とのギャップがこの作品最大のウリとなっている。このギャップが中々ツボに入ったのだが、一織は一織で夏樹の為に普段しない事を色々する姿が実に良かった。2025/02/14
chirako
12
バイト職場のラブコメとして完結してるのすごくよかった。他の学校の人と同じ職場の同僚として働くと、同じ学校のクラスメイトより親しくなるのありがちだし。いかにもな王子様ネタも前半に多いけど、主人公目線で描写されるヒロインは序盤からかわいい女の子なので、いい意味で普通のほのぼのラブコメ読んだ感じ。一番よかったのは後輩キャラで、学校の後輩とは違うバイト先での後輩と先輩の距離感や親密になる様子がすごくよかった。主人公が途中からこの後輩をヒロインに選んでも私は文句なかった2025/03/15
真白優樹
12
代々仲が悪くない男子校と女子校があるも、女子校に王子様系女子がいて男子校が日照りな町で、少年のバイト先に王子様が後輩として入ってきて始まる物語。―――王子様の仮面、その下乙女の素顔をキミだけに。 王子様系女子の王子様ぶりに驚いたりしながらも少しずつ距離を詰めていく物語であり、段々と乙女らしい一面を知っていく事で惹かれていく、だんだん深めていく甘さが見所である物語である。気遣いも仮面も越えて結ばれた関係、その先にあるのはどんな明日か。恋人同士として歩き出した二人の未来とは。 次巻もあって欲しいものである。2025/02/07
alleine05
11
微妙。とりあえず自分は王子様系ヒロイン萌え属性は無いのはわかった。読む前からそうだろうなとは思っていたけど、食わず嫌いをするのも何だし、ひょっとして意外に好みにあったりするかもと思って読んでみたわけだけどやはりぴんとこなかった。冒頭を読んでひょっとしてお仕事もの的な面白味があるかとも思ったけど、それほど仕事内容について掘り下げる描写もなかった。というわけで個人的な好みの要素が無い作品だったけど、客観的には悪くない作品だと思う。2025/03/05