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出版社内容情報
これは、もう一つの復讐譚。
暗愚の女王以降、百年間「神の力」の使い手に恵まれないジークフリート家。王家復興は、神の力の研究所――人体実験施設、エーテリアムに託された。
王家の子供は8歳になると研究所へ送られる。シグルズ王子もその運命に殉じ、3つ下の妹、ブリュンヒルドを同じ目に遭わせまいの一心で実験を耐え忍んだ。
シグルズ王に神の力が発現した、との吉報を受け、兄の帰りを心待ちにしていたブリュンヒルド。しかし王城へ帰還した彼に、かつての優しい面影はなく――。
第28回電撃小説大賞《銀賞》受賞の本格ファンタジー、第四部開幕!
内容説明
これは、もう一つの復讐譚。暗愚の女王以降、百年間「神の力」の使い手に恵まれないジークフリート家。王家復興は、神の力の研究所―人体実験施設、エーテリアムに託された。王家の子供は8歳になると研究所へ送られる。シグルズ王子もその運命に殉じ、3つ下の妹、ブリュンヒルドを同じ目に遭わせまいの一心で実験を耐え忍んだ。シグルズに神の力が発現した、との吉報を受け、兄の帰りを心待ちにしていたブリュンヒルド。しかし王城へ帰還した彼に、かつての優しい面影はなく―。第28回電撃小説大賞“銀賞”受賞の本格ファンタジー、第四部開幕!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
34
王城から追放されて1人森の奥深くで暮らしていたブリュンヒルド。彼女が助けてかけがえのない絆を育んでいた竜を殺した兄シグルズ王と再会を果たす第4部。暗愚の女王以降、百年間「神の力」を失いつつあるジークフリート家。人体実験施設で変わり果てたシグルズとの再会、複雑な想いを抱えながら彼に従うリヒャルトとブリュンヒルドの皮肉とも言えるべき愛憎が絡み合う展開で、真摯に向き合って許そうとする想いがある一方で、それが許容できずに歪み憎しみを募らせてゆく悲劇があって、でもそこにはかけがえのない確かな愛があったと思いました。2024/08/12
オセロ
32
竜から力を授かったことで女王として迎え入れられたブリュンヒルド、人体改造の末に「神の力」を手に入れた現王のシグルス、そして2人の秘密を知りながらとある秘めた夢を抱くリヒャルト。3人が3人とも不器用過ぎる。もっと早く本当のことを明かしていれば、もっと早く正直な気持ちを伝えていれば上手くいくのに…どうしてもそう思ってしまう結末には複雑な気持ちを抱かずにはいられませんでした。2024/08/19
真白優樹
14
暗愚の女王より百年、神の力を得るために王家が人体実験に頼るようになった王国で、追放されたブリュンヒルドの元へ兄であるジークフリードが訪れ始まる今巻。―――家族ではない、だからこそ飲み込み許せるもの。 連れ戻された王城で見るのは、非情な中に優しさを宿す兄と、兄の面影を残す従者の思い。 今までで一番と言えるかもしれない重さと苦しさを持っている巻であり、三人の思いが巡り交わる中、その中で残していくもの、得るものが光っている巻である。最後、光の届かぬそこで得たもの。それはきっと輝く。 うん、面白かった。2024/08/19
ツバサ
14
よくぞここまで無慈悲な物語を生み出せるなと。今回はわりと先が見えたけど、それでも最後の結末は印象的だった。これはこれで心にくるものがある。2024/08/10
なみ
13
竜を助け、共に暮らす少女。 神の力を発現させるため、人体実験施設に送られた王子。 大切なものを失った絶望的な状況で、ブリュンヒルドとシグルズは互いに歩み寄るが──。 悲劇は積み重なり、復讐は連鎖する。 あまりにも悲しすぎる運命に、心が苦しくなりました。 強く余韻が残るラストも印象的です。2025/01/21
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