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出版社内容情報
主人公・朝比奈千代丸は「わな猟免許」を所持する女子高生。
家の田畑を守るため、幼なじみの昼間レモンと日々罠猟に奮闘中です。
そんなある日、千代丸が罠の見回りをしていたら、
くくり罠にかかったはずのシカが何者かに襲われて死んでいる事態に遭遇する。
生きたシカを狩る動物・ツキノワグマの出没を意味していた――。
さまざまな経験を通じて仲間も増えていった千代丸の成長物語も、ついに完結。
最終章・ツキノワグマ編をお見逃しなく!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
☆よいこ
74
罠ガール⑨最終巻。レザークラフト編+クマとの遭遇▽鹿とイノシシの革は硬さ柔らかさのばらつき有りだけど、そこが味な感じ。革の色付けは、染料(色素を革に染み込ませて着色)と顔料(色素が革の表面に定着して着色)の2パターン。緑色の革をみて「草ばっかり食べたんやな」に笑。括り罠にかかった鹿がクマに喰われた。近くに設置した箱罠にクマがかかる。学習放獣▽最終話は、野生動物との共生について考えるディベート授業。駆除行為を批判する人とどう対話するか。いつか、柵のない風景がみれるといいね。良本。2024.6刊2024/09/11
まるぷー
22
千代丸たちの高校卒業式により最終巻となった。正直、まだまだつづいてほしかった。野生動物の適正な管理、それは害獣の駆除とひとくくりに言うが、人間と野生動物の生態系の維持とも考えられる。作中で罠に掛かったツキノワグマの山中への放獣があったが、条件つきでこのような処置は賛成だ。田畑への柵が張り巡らされた風景、イノシンやシカが頻繁に出没する我が家の近辺がまさにその風景だ。今朝も、近所の人が2日連続でイノシンに入られたって田んぼの電気柵の補修をしていた。2024/08/15
ミナミナミ
19
わな猟免許を持つ女子高生が獣害に挑む本格わな猟漫画 最終巻も含め、考えさせられることも多かった 滋賀に住んでいると、まったく他人事ではないから ますます真剣に考え、取り組んでいかないといけないんだろうな…2024/07/14
水渕成分@小説家になろうカクヨム
18
やはり最後はクマ。もう「かわいそう」という甘いセンチメンタリズムに浸っていられる時代は終わろうとしています。市街地まで降りてきているのです。作者の言われるとおり他人事ではないのです。2024/06/28
ふじ
15
えー!終わっちゃったのー!確かに、時は確実にたってるもんな。自分の畑や学校の畑を守るため、罠猟をする女子高生マンガ。実務的でかなりためになる。最後はやはりツキノワグマか。麻酔のことも詳しく描かれ、クマかわいそう派の人に突きつけたい内容でした。適正管理大事。2025/03/02
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