- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > 日本文学
- > メディアワークス文庫
出版社内容情報
「ああ、やっと見つけた。俺の唯一の“番”」
神世と呼ばれる特区に十二の神々とその眷属が暮らす現代日本。彼らは穢れの多い現世で堕ち神とならないよう、ひとりの巫女を選ぶ。
名家に生まれながら「無能な名無し」と虐げられた鈴は、異母妹の使用人として巫女見習いが集う女学院に通っていた。しかし、巫女選定の儀で冷酷無慈悲と名高い十二神将がひとり〈青龍〉に、何故か巫女以上の存在である“番”として選ばれてしまい――。
これは、不遇な少女が奪われた大切なものを取り戻し、幸せを掴む和風シンデレラ物語。
内容説明
神世と呼ばれる特区に十二の神々とその眷属が暮らす現代日本。彼らは穢れの多い現世で堕ち神とならないよう、ひとりの巫女を選ぶ。名家に生まれながら「無能な名無し」と虐げられた鈴は、異母妹の使用人として巫女見習いが集う女学院に通っていた。しかし、巫女選定の儀で冷酷無慈悲と名高い十二神将がひとり“青龍”に、何故か巫女以上の存在である“番”として選ばれてしまい―。これは、不遇な少女が奪われた大切なものを取り戻し、幸せを掴む和風シンデレラ物語。
著者等紹介
碧水雪乃[アオミユキノ]
福岡県出身。Webに投稿した『後宮の嫌われ白蛇妃~推し活をしていたら愛されちゃいました~』(スターツ出版)にてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はなりん
16
神と巫女、番が当たり前の世界で巫女を輩出する名家の長女として生まれた鈴。継母と義妹、祖父、父に真名を奪われ、呪術を施され奴隷のように扱われていた。神の巫女を選定する儀式で青龍に番だと認定され、神域へ連れていかれる。真名を取り戻そうとするも、巧妙に呪術が施されていて昏睡状態に。番のこの状態に闇落ちしそうな青龍が危うい。他の神、玄武や天后との関係が人の世の友達と変わらずほっこりする。彼らと協力して鈴の生家への制裁か?下巻へ続く。2025/04/19
キキ
12
和風ファンタジー、シンデレラストーリー。どれを読んでもそう変わらないけど、やめられない。下巻出版待ち。2025/02/17
栗山いなり
9
名家に生まれながら「無能の名無し」と虐げられてきた鈴が巫女選定の儀で〈青龍〉の番に選ばれることから始まる物語。メディアワークス文庫が珍しく王道シンデレラロマンスを作ったかと思ってたら鈴の生家に隠された狂気とか鈴にかけられた呪いとかやっぱりメディアワークス文庫はシンデレラロマンスを真面目に作らないな(悪いとは言ってない)と思った2025/01/26
香織
3
表紙買い。最近読んできた小説の中でダントツで説明ばかりで遅々として話が進まないのにも関わらず、ん?と思う説明不足の部分が多く、読むのに疲れる作品だった。上と付いてるので、下巻も出たら読むには読みますが……。上下巻に分けず、1巻完結でよかったのでは?という感じ。2024/12/28
愛華
3
表紙が良かったのとと十二神将扱う作品を見たのが久しぶりだったので購入。神に選ばれる為に巫女の学校、最強の神に選ばれるって設定は好き。けども神の巫女、場合によっては番になろうって人達のあつまりが皆クズばかりなのいかがなものか。先代巫女までクズ。清廉潔白の印象が強い巫女の学校で誰も主人公を助けようとしないのはいくらなんでもちょっと。何でも虐げられてて可哀想なヒロインならいいわけじゃない。お決まり展開過ぎて苛めときゃいいんだろ感で面白味はなかった。2024/12/26