電撃文庫 青春２周目の俺がやり直す、ぼっちな彼女との陽キャな夏〈２〉

五十嵐 雄策【著】

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2024/03発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 264p／高さ 15cm
• 商品コード 9784049155921
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

　『あの夏』の事件を乗り越え、ついに安芸宮羽純と心を通わせることができた俺。これで初恋を取り戻したと思いきや、現代で俺を待っていたのはまさかの人物で……!?
　混乱する俺が再びタイムリープした先は、安芸宮が消えた二周目の高校一年生だった。美羽や佐伯さんと過ごす『初めての夏』は、一度目とは違う青春に満ちあふれた日々。だがそこに安芸宮の姿はない。彼女の行方を知る人すら誰もいない。しかしどれだけ八方塞がりな状況でも、彼女の笑顔が俺の頭から離れなかった。もう一度、安芸宮に会いたい！　そんな時、導かれるように訪れた向日葵畑で出会ったのは、一周目の高校生活で俺の人生を変えるきっかけをくれた天川日輪先輩だった――。

内容説明

『あの夏』の事件を乗り越え、ついに安芸宮羽純と心を通わせることができた俺。これで初恋を取り戻したと思いきや、現代で俺を待っていたのはまさかの人物で…！？混乱する俺が再びタイムリープした先は、安芸宮が消えた二周目の高校一年生だった。美羽や佐伯さんと過ごす『初めての夏』は、一度目とは違う青春に満ちあふれた日々。だがそこに安芸宮の姿はない。彼女の行方を知る人すら誰もいない。しかしどれだけ八方塞がりな状況でも、彼女の笑顔が俺の頭から離れなかった。もう一度、安芸宮に会いたい！そんな時、導かれるように訪れた向日葵畑で出会ったのは、一周目の高校生活で俺の人生を変えるきっかけをくれた天川日輪先輩だった―。

著者等紹介

五十嵐雄策［イガラシユウサク］
第４回電撃ｈｐ短編小説賞で最優秀賞を受賞しデビュー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[よっち]

『あの夏』の事件を乗り越え、ついに安芸宮羽純と心を通わせることができた藤ヶ谷。しかし安芸宮が消えた二周目の高校一年生に再びタイムリープしてしまう第2弾。安芸宮と別れてしまい、別の高校で美羽や佐伯さんと過ごす一度目とは違う青春に満ちあふれた初めての夏。安芸宮の姿はなく、彼女の行方を知る人すら誰もいない八方塞がりな状況でも、諦めきれない藤ヶ谷の前に現れた一周目で人生を変えるきっかけをくれた天川日輪先輩。もうこういうのは理屈ではないんでしょうけど想像以上に運命は過酷で、最後のタイムリープでどうなるか続刊に期待。

2024/03/09

[オセロ]

タイムリープした中学の夏で安芸宮と無事に付き合うことになり、幸せになったはずの未来に待っていたのは何故か美羽と同棲していて。再びタイムリープした先は高校一年生の夏。そこで待っていたのは安芸宮と別れていた世界線。安芸宮と別れた原因を探る中で明らかになる想いと初恋、タイムリープの代償、そして安芸宮が姿を消した理由。果たして最後のタイムリープで藤ヶ谷は幸せを掴むことが出来るのか楽しみです。

2024/03/11

[真白優樹]

何故か隣にいた美羽にキスをされ高校一年生時に捲き戻る中、隣にいない羽純を探す今巻。―――覚悟を決めて示しても、まだその輪廻は断ち切れぬ。　進学した高校が違い更には陽キャになっているという変化は得るも隣にいない羽純を探す巻であり、彼女もまた繰り返しているらしいと言う事実が読者に示される、より謎も深まっていく巻である。何度繰り返しても、必ずたどり着く別離の事故。謎の先輩、そして美羽も謎を匂わせる中向かうのは最後のタイムリープ。果たしてそこで何が待っているのか。 次巻も勿論楽しみである。

2024/03/12

[凜音]

読了 "あの夏"を超えて辿り着いた先に居たのは… 夏を繰り返す不思議な恋物語第2巻。 次最終巻ですかね？ 枯れ行く🌻はそういう事だったのかな〜とか思いながらべたい流れにここからの"夏"が気になります

2024/03/08

[冬野]

シリーズ2作目。前巻が衝撃的な引きだったので続刊して本当に良かった。これは飲み物です(一時間未満で読める本の意)。正直羽純以外の女子と関係が深まるのをどういう気持ちで読めばいいのか分からないし、女子二人が藤ヶ谷にお弁当を作ってくることに何のメリットが…？とか他校への潜入が杜撰すぎるとか展開に突っ込みどころは多い。でも藤ヶ谷と羽純の想い合うがゆえにすれ違う関係が好きだから応援せずにいられない。日輪先輩も秘密がありそうで…次が最終巻になるのかな？無事に刊行されてハッピーエンドが見られますように。星:3.5/5

2024/03/31