煌めき ―吉良いと短編集―

吉良いと

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2024/02発売）

• サイズ B6判／ページ数 194p／高さ 19cm
• 商品コード 9784049155761
• NDC分類 726.1
• Cコード C0979

出版社内容情報

吉良いとデビュー４周年！

SNSで話題の人気作を集めた短編集。切なくも美しい、極上の吉良いとワールドを貴方へ――
巻末には、本コミックのための描きおろし作品も収録しています。

[収録作品]
■17歳のキミへ。　■WORLD END WANKO■幼馴染は今日、結婚式を挙げた■冥途のみやげ■怪獣のこども■100年生きた猫のはなし　■100年生きた猫のはなし　おまけ　■魔女のいた街　■コミックス用描きおろし

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[悠遠]

SNSで読んだものばかりだが、作者さんのお気に入り作品集なのかな。希望が持てるものが多いオチ。これで終わりなのか、という作品が何点がある。あと読み終わって気づいたけど、キャラが泣いてるシーンばっかりだった。物足りないなと思うことはあるけど、応援していきたい作家さん。

2024/03/02

[s_s]

短編集。生と死を題材に扱った作品が多く収録されている。収められた短編は、それぞれが命の刹那的な輝きを強調しているかのようにキラキラとしていて魅力的。ゾンビや魔女や怪獣が時折登場するような若干のファンタジー要素が含まれるが、そのどれもが主張しすぎることなく、”煌き”という主軸を引き立たせている。描かれるキャラの中でも、犬や猫などの動物はとても愛嬌があり、『100年生きた猫のはなし』も可愛らしかったが、特に気に入ったのは『魔女のいた街』かな。小夜子のデザインが良かった。

2024/02/26