電撃の新文芸<br> ある魔女が死ぬまで〈4〉始まりの世界と希望の魔女

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電撃の新文芸
ある魔女が死ぬまで〈4〉始まりの世界と希望の魔女

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  • サイズ B6判/ページ数 300p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784049155686
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

 己のルーツを探す旅を終えたメグは、ベネットらとともに国際魔法協会を訪れる。言の葉の師弟との交流、始祖の精霊樹との修行、始まりの魔法の追体験。濃密な時間は、かつて見習いと呼ばれた魔女に飛躍的な成長を遂げさせた。残された時間は? という周りの心配を他所に、メグは運命に導かれるまま自分の足で歩を進めていく。
 時を同じくして、ファウストとエルドラは星の核を完成させ、いよいよ地球を救うための最終段階へと入る。完成式典では皆が希望に胸を膨らませる一方、メグ一人だけが『暗い影』の存在に気づいて……
「辛気臭い顔してるんじゃない。魔女は笑うもんだよ」
 絶望に覆われる世界を前にして、メグとファウストの魔法がいま紡がれる。明るく愉快で少し切ない、魔女の師弟の物語。追憶の夏に背中を押され、最期の秋へと向かう最終幕。


【目次】

内容説明

己のルーツを探す旅を終えたメグは、ベネットらとともに国際魔法協会を訪れる。言の葉の師弟と交流、始祖の精霊樹との修行、始まりの魔法の追体験。濃密な時間は、かつて見習いと呼ばれた魔女に飛躍的な成長を遂げさせた。残された時間は?という周りの心配を他所に、メグは運命に導かれるまま自分の足で歩を進めていく。時を同じくして、ファウストとエルドラは星の核を完成させ、いよいよ地球を救うための最終段階へと入る。完成式典では皆が希望に胸を膨らませる一方、メグ一人だけが『暗い影』の存在に気づいて…「辛気臭い顔してるんじゃない。魔女は笑うもんだよ」絶望の覆われる世界を前にして、メグとファウストの魔法がいま紡がれる。明るく愉快で少し切ない、魔女の師弟の物語。追憶の夏に背中を押され、最期の秋へと向かう最終幕。

著者等紹介

[サカ]
京都出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

和尚

33
完結巻。いやー、とても良い読書体験に読後感でした。 エルドラの過去、ファウストの想い。そして、メグの培ってきたもの、その結末。 心にじんとくるヒューマンドラマでありながら、キャラクターのやり取りにはくすりとなるこの空気感がとても好きな物語でした。完結まで一息に読めて良かった。 全4巻、堪能させていただきありがとうございました。2025/10/05

よっち

21
己のルーツを探す旅を終えたベネットたちと国際魔法協会を訪れたメグ。絶望に覆われる世界を前に師弟の魔法が紡がれる第4弾。言の葉の師弟との交流や、始祖の精霊樹での始まりの魔法の追体験を通して、飛躍的な成長を遂げるメグ。時を同じくしてファウストとエルドラが星の核を完成させて、その最終段階で起きた思わぬ事態に師とともに立ち向かう展開で、エルドラの悲しい過去も明らかになる中、どうすればいいのかを懸命に考えて乗り越えたその決着を受け止めて、確かな成長と相変わらずな一面を見せてくれたメグのその後がなかなか良かったです。2025/09/19

ささきち

9
完結!1巻で打ち切りだよな~と思う程度には2巻までに時間がかかっていたけど、あとがきで明かされたがコミカライズとアニメ化で息を吹き返して完結まで走りきったとかすごい作品でしたね。内容としては割と駆け足ぎみで七賢人全員の話を入れないと!で前半はクロエ達とベネットの話を入れつつメグの強化をしての物語の〆を飾る星の核にしてエルドラ姉さんのお話。クロエとウェンディはお家事情よりも大切な家族がいるんです!というお約束をしてな~家でもっといちゃつくなり本当の家族のようなほっこりエピソードを最後に見たかったよねー。 2025/11/11

とってぃー

8
素晴らしい完結でした! メグの人を想う気持ちを噛み締められるラストまで素敵な展開。そんな彼女が手にした名は本作を追ってきた者からしたら納得だ。時折おちゃらけながらもメグの本質を貫き通した本作に敬意を。感動の物語をありがとう!2025/09/17

CPT

7
めちゃくちゃハマった!おもしろかった!メグ・ラズベリーの最後まで揺るがないキャラクター性に筆者の目一杯の愛情を感じた。拙巧では評価できない良作品はなかなかお目にかかれないので本当に幸運だった。最終巻でも盛大にタイトルでネタバレしているが……それもいい!これでやっとアニメが視聴できる!メグ!ありがとう!お疲れでした!2025/11/03

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