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出版社内容情報
目を覚ますと俺は、ギャルゲーの主人公・湊理玖として転生していた。さっそくゲームのヒロイン3人と出会うのだが、3人はそれぞれ湊理玖に攻略された記憶があるせいで、修羅場のようなラブコメが始まってしまった!
内容説明
目を覚ますと俺は、ギャルゲーの主人公・湊理玖として転生していた。設定などがアレ過ぎてクソゲーと名高いこのギャルゲー世界、平和に生き抜くためには、ヒロインとの接触を避けていくしかない!!そう思っていた入学式の朝。早速名家のポンコツお嬢様・雪城姫乃が校門前で抱きついてきて―なんでもう好感度MAXなの!?どうやら姫乃にはゲームで攻略された記憶があるらしい。さらにギャル系お姫様・吉良結衣や清純派ドM美少女・如月若菜にも同じく記憶があるようで…このゲーム、ハーレムルートないんですよね。攻略済みのヒロインたちとの修羅場なんて、どうやって乗り切ればいいんだ!?クソゲーの設定と美少女に振り回されるラブコメ、いまリスタート!第8回カクヨムWeb小説コンテスト「ラブコメ」部門特別賞受賞作。
著者等紹介
ひつじ[ヒツジ]
カクヨムコン8にて、ラブコメ(ライトノベル)部門特別賞を受賞し、本作を書籍化する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
28
目を覚ますとギャルゲーの主人公・湊理玖として転生していたことを知り、それぞれ湊理玖に攻略された記憶があるゲームのヒロイン3人に出会う青春ラブコメ。お嬢様キャラのツンデレヒロイン姫乃、ギャル美少女の結衣、清純派ヒロインの若菜。それぞれが攻略された記憶を持った状態で理玖と一緒に再び学園生活を始めるというストーリーで、ルートが違うゆえに細かい齟齬がある中、取り合う構図を忌避して最初は彼女たちを避けようとしていた理玖でしたけど、悩めるヒロインたちを放っておけず、彼女たちのために奔走する展開はなかなか良かったです。2025/06/11
わたー
19
★★★★☆怪作。手放しでオススメするのは躊躇するが、私は好きな部類。入学式当日、自分がプレイしていたギャルゲの主人公に転生したことに気づく主人公。しかし、同時期に3人のヒロインたちもまた、自分のルート攻略時の記憶を思い出したことで、彼を巡って熾烈なヒロイン競争を始めだして…と始まるラブコメ。序盤は至極あっさりで、タイトル通りの展開。ただ、女性同士のガチ喧嘩を彷彿とさせるリアリティのあるギスギス描写がされるので萎えがちなうえに、文章が粗削りかつ慣用句の使い方がおかしい部分もあって正直読みにくいと思っていた。2025/06/14
真白優樹
12
かつてやり込んだギャルゲー世界の主人公として転生したら、三人のヒロインに攻略済みな記憶があって始まる物語。―――確かにそこに生きて、覚えている。それが招くは剣呑な修羅場? 攻略済みだからこそ思いが重くてヤンデレな方向に踏み込んでしまう彼女達に振り回されながら、彼女達の問題を解決するために奔走する物語であり、さらっと読めるドタバタな中に確かな甘さがある物語である。始まったばかりの修羅場、誰かを選べば誰かが立たず。正に八方ふさがりな中、主人公としてどんな道を進むのだろうか。 次巻も勿論楽しみである。2025/06/12
rotti619
10
ギャルゲー転生物なのだが、主人公はギャルゲーの湊理玖の記憶を持った別人物、3ヒロインはそれぞれ攻略済の記憶持ちという修羅場不可避な状態なのに、理玖自体はゲーム上攻略していただけで特に誰も好きではないという、温度差の激しさが特徴。気の毒になったのか、途中から誰かを好きになろうと努力するという他の作品にはない展開が見られるのだが、その後姫乃ルートで母親・姫華が登場すると一変、独特すぎるこの親子を中心としたシナリオに展開していく。この後のちゅきちゅき言い合う姿はもう何というか、カオスの一言でとても楽しい。2025/06/13
中性色
3
日付登録用。感想は後日2025/06/21