出版社内容情報
絶対なるロスクレイ亡き今、趨勢は大きく逆理のヒロトへと傾いた。一方、キアとツーは黄都の大敵として認定されてしまう。増殖する脅威に対抗するすべは、もはや別の脅威でしかなく……。
内容説明
絶対なるロスクレイ亡き今、盤上は混沌を極めていた。追い詰められる黒曜の瞳、それに乗じてメステルエクシルの奪還を図る軸のキヤズナ。さらに、擁立者の制御を離れた魔法のツーと世界詞のキアは、王を脅かす魔の軍勢―新魔王軍と認定され…。増殖する脅威、脅威、脅威。それに抗いうるのも、別の脅威でしかなく…。期せずしてここに、修羅同士の闘争の火蓋が切られる。絶対不壊・魔法のツーvs神速・音斬りシャルク。全能の詞術士・世界詞のキアvs不死にして万能・窮知の箱のメステルエクシル。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
眠る山猫屋
51
ロスクレイの死後、混乱の極みに陥る黄都。生き残った二十九官たちは、ある者は暴走しある者は腹を括る。そんな中、今回の主役はツー、キア。そしてウハク。王都から自称魔王の認定(冤罪w)を受けた少女たち。無敵のツーはシャルクと、キアはメステルエクシルとの戦いへ。大人なシャルクはともかく、復帰したメステルエクシルの毒ガスから核まで行使した科学攻撃は苛烈、最後は残酷なメンタル攻撃まで・・・。そして最後の数ページでは、最悪の“あの人”まで帰ってきてしまう?もう残された勇者は少ない・・・。2024/03/14
オセロ
44
【KU】ラストが衝撃的すぎる…。 あまりにもインパクトが強い刊でしたが、それでも伏線が相変わらず盛り沢山。特にメステルエクシルを巡る争いの予想外の結末とリナリスの件、そしてヴィガたちの新たな発明は今後の展開を大きく左右しそう。その他にも様々な思惑が入り乱れる中でのシャルクVSツーとメステルエクシル VSキアはそれぞれ違う面白みがありましたね。それにしてもユノがここまでの活躍を見せるとは…2025/04/05
サケ太
20
ひぇぇぇぇ。様々な対決が成され、決着がつくもの、つかないものもある。ロクスレイの死がもたらした黄都二十九官らの心理的変化。修羅たちの存在が黄都に混沌をもたらしつつ、最後の展開に驚く。どこに行く。どこまで行くのか。2024/03/31
椅子
4
85点2024/11/20
ケロたん
4
よくわからん政治闘争に入ってます。みんな強すぎ。2024/06/20
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