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出版社内容情報
幾世代にもわたって領地をめぐり争いを続ける朱雀の民と白虎の民。朱雀の頭領シラヌイと、白虎の頭領アウラは決闘を繰り返し、その度に引き分けていた。
「朱雀の頭領シラヌイに命じる。白虎の頭領と婚姻し、子をなせ。さもなくば世界は滅ぶ」
シラヌイの前に現れた予言の巫女が告げたのは、衝撃の未来。世界を救うために宿敵と結婚!? 生まれてくる子が救世主!?
「男と女が、どうすれば子をなせるか、ご存じでしょうか……?」
けれど、アウラは絶世の美女でありながら色恋には全くの無知。昼は最強、夜は初心なふたりが、世界の存亡を賭けた子づくりに励む!
内容説明
幾世代にもわたって領地をめぐり争いを続ける朱雀の民と白虎の民。朱雀の頭領シラヌイと、白虎の頭領アウラは決闘を繰り返し、その度に引き分けていた。「朱雀の頭領シラヌイに命じる。白虎の頭領と婚姻し、子をなせ。さもなくば世界は滅ぶ」シラヌイの前に現れた予言の巫女が告げたのは、衝撃の未来。世界を救うために宿敵と結婚!?生まれてくる子が救世主!?「男と女が、どうすれば子をなせるか、ご存じでしょうか…?」けれど、アウラは絶世の美女でありながら色恋には全くの無知。昼は最強、夜は初心なふたりが、世界の存亡を賭けた子づくりに励む!
著者等紹介
志村一矢[シムラカズヤ]
『第5回電撃ゲーム小説大賞』に於いて選考委員特別賞を受賞後『月と貴女に花束を』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
和尚
20
月と貴女に花束をの志村さんの新作という事で読了。面白かったです! 久しぶりに詠唱ありのバトルを読んだ気がするなと思いながら楽しんで。 うぶなのかヘタレなのか意見が分かれそうでありつつも、甘いパートも戦闘も僕は楽しめました♪最後はまぁ、ヘタレは変わらないながらにおめでとうございますという事で。 満足のいくプロローグ、前日譚という感じでしょうか?シリーズになってほしいなと思う作品でした。2024/06/08
真白優樹
12
三十年に一度、毒をまき散らす巨石が降り注ぐ世界で、長きにわたり対立する二つの部族の統領が結婚し始まる物語。―――望む未来を掴む為、相反重ねて撃ち放て。 新婚夫婦のもどかしいいちゃいちゃと、詠唱が溢れる手に汗握るバトル。二つの楽しみが同時に楽しめる物語であり、真っ直ぐに熱さと甘さ溢れる面白い物語である。確かな成果は掴めど、やはり自分達では届かぬものがある。だからこそ託すために繋ぐ。始まったばかりの夫婦の絆は、果たしてどんな方向へと進んで結実していくのだろうか。 次巻も須らく期待であるべし。2024/06/09
れっちん
7
これは面白かった。 一族のライバル同士の首領(火と氷属性持ち)が結婚したら世界を救う子が産まれる だから結婚して子を成せ、と まあタイトル買いしちゃったんだけど、 バトルシーンもよし、純愛イチャラブもよし、なにせキャラがみんなよし(いい人)、というノンストレスの純愛バトル物って、これ最強じゃんと これは埋もれさせるにはもったい無い作品だ。 をん先生が描く、アウラが可愛すぎる件 最後の挿絵がマジヤバイのよ2024/06/13
ぐうたらな本好き
3
タイトルと表紙に惹かれて購入。おおよそ思った通りの内容で、つまりそれは期待した通りの内容だったので、満足できました。妻のアウラさんが好みドストレートで最高。やっぱり清楚な黒髪ロングヒロインに勝るものなどないと確信しました。夫のシラヌイさんにはこれからもっとアウラの魅力を引き出してほしいと思います。頑張れシラヌイ!受け身だけじゃだめだぞ!2024/08/26
むさ
2
そういう夫婦関係に落ち着くとは思わなかったよ……w 子づくり事情もさることながら世界の命運も気になるので続きも楽しみね。2024/06/14