メディアワークス文庫 ワケあり男装令嬢、ライバルから求婚される〈上〉「あなたとの結婚なんてお断りです！」

江本 マシメサ【著】

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2023/02発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 320p／高さ 15cm
• 商品コード 9784049148893
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

　選ばれしものしか入ることが許されず、貴顕紳士を育てる場であるアダマント魔法学校。魔法を愛し、深く学びたい伯爵家の令嬢・リオニーは女性であるため、そもそも入学することを許されていなかった。一方、入学試験を受ける資格があり、父から入学を嘱望されている弟・リオルは絶対に行きたくないと言う。
　利害が一致したふたり。リオニーは男装して弟の代わりに、魔法学校の試験を突破。晴れて首席として入学することになった。
　しかし、入学したその日からなぜか公爵家の嫡男・アドルフに目をつけられてしまう。何かとライバル視してくる彼に嫌気が差していたある日、父親から結婚相手が決まったと告げられた。その相手が、まさかのアドルフで――!?
「最悪だわ……」
　婚約を破棄させようと我が儘な態度をとるリオニーだったが、アドルフは全てを優しく受け入れ、更には大切に扱ってくれて……？

“こんなはずではなかった!!”

偽りから始まる溺愛ラブストーリー、開幕！

■書籍版には、書き下ろし番外編「アドルフのライバル」を収録！

内容説明

利害の一致から、弟の代わりにアダマント魔法学校に入学することになった伯爵家の令嬢・リオニー。しかし、入学したその日からなぜか公爵家の嫡男・アドルフに目をつけられてしまう。何かとライバル視してくる彼に嫌気が差していたある日、父親から結婚相手が決まったと告げられた。その相手とは、まさかのアドルフで―！？「さ、最悪だわ…！」婚約を破棄させようと、我が侭な態度をとるリオニーだったが、アドルフは全てを優しく受け入れてくれて…？

著者等紹介

江本マシメサ［エモトマシメサ］
長崎県出身。少女小説を読んで育ったライトノベル作家。『北欧貴族と猛禽妻の雪国狩り暮らし』シリーズ（宝島社）、『浅草ばけもの甘味祓い』シリーズ（小学館）、『あやかし華族の妖狐令嬢、陰陽師と政略結婚する』シリーズ（集英社）など（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー

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[mariann]

江本さん、メディアワークス初読み。とてもらしくてこの話好きです！ヒロインは後書きでは好感度が低いかもと書かれていたけどそんなことありませんよ〜。思い込みは激しいけど、ちゃんと人のことを見てアドバイスをしてあげられる素敵な女性でした。上巻ではやっと自分の気持ちに気付くことが出来たのでこの先どうやって秘密を回収するのか楽しみです。ヒーローのアドルフへ真っ直ぐで誠実な大型犬のような男（笑）得意のお菓子要素はあるけど薄め。

2023/06/22

[あっちゃん]

タイトル通りの内容だけど定番が楽しい(笑)登場人物も少ないので嫌な展開にならなさそうな安心感、下巻へ(￣ー￣)

2024/08/13

[しぇん]

KindleUnlimitedで。内容はタイトルから想像出来る通り。そのうち下巻も読もうと思いますが、恋愛の障害になっている部分は唯の勘違いなんだろうなー、と。あと男装版に惹かれないのはこの手のものでは珍しいかも？

2023/09/08

[わたー]

★★★★★主人公が男装して男子校に通う作品のド定番といえば、ヒーローが主人公のことを男とは思えなくて、その禁断の恋に苦悩するところだと思うが、今のところ一切なし。代わりに著者の本当に描きたかったことが中央に鎮座しているように思えて非常に良かった。とある事情によってデビュタントで壁の「しみ」になっていた主人公。適齢期に結婚はできないと見限り、男性だけの魔法学校へ弟の代わりに通うことに。それから2年間で主席を奪い合っていたライバルから、いきなり婚約を申し込まれることから始まる物語。これは素晴らしい両片想い。

2023/04/01

[しましまこ]

弟の代わりに男装して魔法学校に入学した伯爵令嬢、父親から結婚相手として告げられたのは、同級生の超俺様暴君。相手は公爵家嫡男、何としても向こうからお断りさせなくちゃ！楽しいラブコメ、面白い～。

2023/04/22