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出版社内容情報
USNAのシャスタ山から出土した『導師の石板』と『コンパス』。この二つの道具はともに、古代の高度魔法文明都市・シャンバラへの道を示すものではないかと考える達也は、光宣にコンパスを預け、観測を依頼する。
調査の結果、シャンバラの遺跡が中央アジアにあるのではと考えた達也は、メイジアン・ソサエティとFEHRの提携書署名式のためにインド・ペルシア連邦へと向かう。
一方、警察からの強制捜査を逃れたFAIRのリーダー、ロッキー・ディーンのもとにある男が訪ねてくる。その人物は大亜連合の特殊工作部隊『八仙』の一人だと名乗っており……。
内容説明
USNAのシャスタ山から出土した『導師の石板』と『コンパス』。この二つの道具はともに、古代の高度魔法文明都市・シャンバラへの道を示すものではないかと考える達也は、光宣にコンパスを預け、観測を依頼する。調査の結果、シャンバラの遺跡が中央アジアにあるのではと考えた達也は、メイジアン・ソサエティとFEHRの提携書署名式のためにインド・ペルシア連邦へと向かう。一方、警察からの強制捜査を逃れたFAIRのリーダー、ロッキー・ディーンのもとにある男が訪ねてくる。その人物は大亜連合の特殊工作部隊『八仙』の一人だと名乗っており…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
34
USNAのシャスタ山から出土した『導師の石板』と『コンパス』。二つが古代の高度魔法文明都市・シャンバラへの道を示すものと考える達也が光宣にコンパスを預けて観測を依頼する第五弾。調査の結果からシャンバラの遺跡が中央アジアにあると考えた達也たちが向かったインド・ペルシア連邦。USNAから脱出したローラや大亜連合の特殊工作部隊『八仙』との因縁も絡めながらの同時展開する状況で、スターツの隊員イヴリンのやらかしっぷりには苦笑いでしたけど、次へと向けた布石もいろいろと打たれていて、物語としてもいろいろ動きそうですね。2022/11/10
こも 旧柏バカ一代
27
シャンバラを探索するために達也は光宣に古代の高度魔法文明都市・シャンバラへのコンパスと思われる聖遺物を預けてたが、その先で光宣は襲われてしまう。かなり高位の魔法師が襲って来たので光宣は結構危ない橋を渡ってしまった。それでも光宣は情報を持ち帰り、中央アジアにシャンバラがあるのではと判断した達也は、メイジアン・ソサエティとFEHRの提携書署名式のためにインド・ペルシア連邦へと向かう。その先でUSNAのスターズの隊員がやらかして魔法戦が起こってしまう。その裏で日本では逃亡中のローラ・シモンが発見される。2022/11/10
どんぐり@京都の何処かで
20
前作が魔法使いの紹介とその戦術性や脅威の開示だとしたら、メイジアンの方は魔法が使える世界での、人間模様を描いているので派手なアクションや魔法戦は減って残念だが、リーナや真由美といった比較的表情豊かなキャラに頁数が割かれて、ゆっくり楽しめる。わがままだが、それでもそろそろリーナや深雪のでかい魔法が見たいわけだが。気になるところは2点。キグナスの二人は合流するのかな、楽しみ。文弥はどこに向かっているんだ。2022/11/25
宇宙猫
15
★★★ 今回は、達也のいないところで起こる戦闘がメインかな。達也が絶対的強者になってしまったので、周りの人物に苦戦させて戦闘シーンを盛り上げている感じだな。2024/08/23
nishiyan
15
USNAで見つかった「導師の石板」と「コンパス」を手がかりにシャンバラ探索のため、インド・ペルシア連邦へと赴くことになった達也たち。同地では様々な出会いや歓待を受けるのだが、その裏で大亜連合がFAIRを使って暗躍していて…という本巻。遺跡探しは山を迎えたところで陰謀パートあり、光宣、遼介、真由美には派手な戦闘シーンがあったりと楽しい。彼らが苦戦した大亜の刺客「八仙」を瞬殺するのは達也らしくて良いかと。気になるのは十文字と真由美の会食で出たあの話題。彼女たちが本シリーズにも登場するのかしら。次巻が楽しみ。2022/12/02