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出版社内容情報
【ソアラ王女も推薦!? 『数字で救う! 弱小国家』著者がおくる経済無双ファンタジー!】
盗賊を追い払い、軌道に乗ってきたエルフフェアー商会。アイシアは砂糖でガッポリ儲けようとたくらむ!
そのためにはドワーフの技術が必須なのだが……。
「あァん? エルフなんか信用できるかヨ!」
「おォん? なんだとおっぱいなら負けないぞ??」
ドワーフの女族長とは超険悪!? 彼女らの力を借りるため、アイシアが持ち出した秘策とは……?
そして、前回の罰としてミニスカメイド姿でのご奉仕を強制されたディエナさんの運命は!?
爽快経済無双ファンタジー第二弾!
内容説明
盗賊を追い払い、軌道に乗ってきたエルフフェアー商会。アイシアは砂糖でガッポリ儲けようとたくらむ!それにはドワーフの技術が必須なのだが…。「あァん?エルフなんか信用できるかヨ!」「おォん?なんだとおっぱいなら負けないぞ??」ドワーフの女族長とは超険悪!?彼女らの力を借りるため、アイシアが持ち出した秘策とは…?そして、前回の罰としてミニスカイメイド姿でのご奉仕を強制されたディエナさんの運命は!?爽快経済無双ファンタジー第二弾!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まっさん
28
★★★★ 今巻も安定したクオリティでとても面白かったです。 アイザック・ニュートンの生まれ変わりとして悠々自適な生活を目論む美少女エルフ・アイシアが織り成す領地発展物第二弾。前巻で繁栄させる土台は確保され、今巻ではそこでの発展を目指す話でした。前巻ではニュートンが生前造幣局長を務めていた史実と絡めて貨幣経済を題材にし、今巻では近代英国が用いた酒と砂糖を題材にする手法はお見事の一言でした。 また、かといって読みにくさを感じる事もなく、ラノベの枠組みに収まる程の解像度で読み進めれた所にも好感が持てましたね→2022/08/24
のれん
15
エルフと犬猿の仲たるドワーフを懐柔(侵略とも言う)していく内政無双もの。 ニュートンに限らずあの時代のイギリスはマジで「契約書に書いてないこと」で攻めまくって攻撃するよな。いやはや米帝様の祖先というのも納得。 ドワーフは敵対してるだけで、思想的に熟成されてるし、多文化を楽しみ享受する余裕があるし、現代でも17~18世紀の東欧諸国、ロシアよりも遥かにやりやすい。これなら植民地経営しなくても、有益な貿易国ぐらいで留まってくれそう。 まぁそうじゃないと主人公陣営が悪役になりそう。やっぱ米英怖いっすわ。2022/04/16
羊山羊
14
TS転生したニュートンが次に挑むは悪徳商人に食い物にされるドワーフの村。高級品である酒と砂糖がお金を呼び込むきっかけとなっていくと同時に、ニュートンの得意分野の1つ、錬金術が、化学の発展史とアクション要素とキレイに結びついてムダがない。満足でした2022/12/10
真白優樹
10
盗賊に占拠されていたドワーフの邑に砂糖を探して訪れる中、若き族長、エドゥリカに出会う今巻。―――交渉は時に大胆に、転がす思いを掌の上に。 派閥に分かれ争うドワーフの邑の中、お酒を通貨として侵略を行う今巻。アイシアのあくどさとエドゥリカの成長を両立して描く、前巻にも増して更に面白さの増していく巻である。掴んだ人脈と手に入れた成果。しかしそれを搔っ攫うは身内にいたやり手。果たして時に痛い目を見ながらも進むアイシアの経済改革の行方とは。この先、彼女のどんな革命が見られるのだろうか。 次巻も須らく期待であるべし。2022/04/15
タスタイ
3
エルフとドワーフといえば犬猿の仲というのはお約束ですね。今回はドワーフ女子の新キャラ視点も主人公と称してよいくらいの分量があり、アイシアと対立する展開でもその理由、目標が分かり、スムーズに読めます。2022/04/08