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出版社内容情報
山口 幸三郎[ヤマグチ コウザブロウ]
著・文・その他
内容説明
その大学には、噂がある。『白峰界人』と名乗る怪盗団の存在。依頼内容に納得すれば、彼らはどんなものでも盗み出してくれるという。怪盗団のリーダーを務めるのは、黒森零士。表の顔は大学の「王子」にして、大企業の御曹司。過去の事件の真実を探ることが目的だ。何も知らない貧乏女子大生・赤石満は、ある日そんな怪盗団に祖父の形見のブローチを取り戻してほしいと依頼を出すが―。『探偵・日暮旅人』シリーズ著者が描く痛快ミステリ!
著者等紹介
山口幸三郎[ヤマグチコウザブロウ]
福岡県出身。2008年に第15回電撃小説大賞“選考委員奨励賞”を受賞。翌年、受賞作『神のまにまに!』で電撃文庫よりデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はつばあば
44
この大学は今で言う政治家・財閥の子弟の行く学校であるのに、貧しい赤ジャージ嬢、満が通えるの?。それにお坊ちゃま達が怪盗団やなんて・・。いやいや大学生の怪盗も面白いです。まぁ今の学生さんの懐事情は親の財力にかかって様々でしょう・・。不謹慎な事をする医大生もいらっしゃいますが、ここに登場する人物はまだまともかと。?面白かったんです(#^^#)。あれも面白い、これも面白いと言えるのは本を読める環境になってきたからでしょうか。本への判断は他の読み友さんを参考にして下さいね(#^.^#)。続きを読んでみたいです2023/07/08
み
21
何となく読了…。分からないことが多すぎて、シリーズ化しそうな感じでもないし。この会社さんには、エスパー課長の続編を出して欲しいな。2023/03/21
栗山いなり
10
貧乏女子大生の赤石満がひょんなことから怪盗団の一員となる物語。なんつーか、怪盗団のイメージよろしく色々と駆け抜けていく物語だった2022/09/26
悠
7
サラッと読めました。続編あるのかなぁーと思わせる終わり方でした。2024/02/16
水底 のも
6
面白かった!面白かったけど、面白かったがゆえに「え?まだまだ解決してないことだらけでは???」となる終わり方。登場人物たちのキャラが濃くて良いね。みんなの夢が叶ってほしいな。冷静に真面目に考えれば、いろいろ引っかかるところはあるのかもしれないけど、個性豊かなキャラクターたちが『怪盗』をしているというのを楽しむには十分面白い小説でした。2025/04/17