内容説明
4人の少年たちは、小学生の頃から友情を育んできた親友だった。しかし彼らは、ある事件をきっかけに、離ればなれになってしまう。だが今日、謎の手紙に誘われ、頂上に神様がいると言われている“神獄山”で再会する。身体の弱い転入生の少女を4人で守ろうとした、罪ある過去を思い出しながら、過酷な山道を登り始め頂上を目指す。果たして山頂で彼らを待ち受けているものとは?そして“罪ある過去”とは―。
著者等紹介
山田悠介[ヤマダユウスケ]
1981年生まれ。2001年自費出版で刊行した『リアル鬼ごっこ』がベストセラーとなり、注目を集める。以後、若い読者の圧倒的な支持を受け『親指さがし』『パズル』『スイッチを押すとき』『ブレーキ』『アバター』など映像化やコミック化される作品も多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あいばーそん
14
現在と過去が交錯して物語が進んでいき、中盤までは話が頭にはいってこなかった。国男の猪突猛進は必見∑(゚Д゚)笑2013/10/29
あや
10
高校生くらいまではおもしろかった。詐欺じゃなかったとしても、銀行強盗して助けてもらって美希が嬉しいはずもないし、色んな所でちょいちょい無理のある感じなんか残念。2015/12/25
イズム(清瀬泉夢)
10
うーん。正直イマイチかなぁ・・・他の作品もそうだけどちょっとストーリーが浅いというか雑というか・・・。起承転結のなかの起、承まではリアリティがあってよかったんだけど、転の部分でいきなり現実感がなくなってしまい、結に関してはもう、がっかりするくらいのあっけなさです。現実を過去を行ったり来たりする意味があったのだろうか?時系列通りに書いた方がよかった気がします。 正直読み始めた以上、結果を知りたくて最後まで読んだんだけど、時間の無駄だったかなぁ・・・2015/12/04
ミカママ
9
最高にくだらない。こんな作品を最後まで読んでしまった自分が悔しい。ありえねー設定の連続。ラストも稚拙。2012/07/28
Yuri
7
ワカマツカオリさん画の表紙絵で選んで読んでいます。 これは、、山登りました!終わり!…って、感じなのですが、うーん。 山が険し過ぎて、それ自体が何かのギミックなのかと疑ったりして、仕掛けを探ってたのですが、肩透かし。2017/12/13