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出版社内容情報
凄腕の闇医者・白蓮の弟子兼見習い宮廷医として修業する香蘭に、試練の季節がやってくる。医道科挙――医者になるための最難関の国家試験。四度目の挑戦だ。
白蓮の指導のもと猛勉強に励むなか、試験対策に必要な一冊の写本をめぐって、香蘭は奇妙な仲間と出会う。
材木問屋の箱入り末娘董白、抜群の医学知識を持ちながら落ち続ける張万世。同じ目標を持つ二人と助け合い絆を育みながら迎えた医道科挙本番。香蘭は思いもしなかった事件に巻き込まれることに――。
「FLOS COMIC」で大反響連載中のコミカライズも必見! 重版続々、ますます大注目の中華医療譚、第4巻。
内容説明
凄腕の闇医者・白蓮の弟子兼見習い宮廷医として修業する香蘭に、試練の季節がやってくる。医道科挙―医者になるための最難関の国家試験。四度目の挑戦だ。白蓮の指導のもと猛勉強に励むなか、試験対策に必要な一冊の写本をめぐって、香蘭は奇妙な仲間と出会う。材木問屋の箱入り末娘董白、抜群の医学知識を持ちながら落ち続ける張万世。同じ目標を持つ二人と助け合い絆を育みながら迎えた医道科挙本番。香蘭は思いもしなかった事件に巻き込まれることに―。
著者等紹介
冬馬倫[トウマリン]
電撃小説大賞への応募がきっかけでメディアワークス文庫デビュー。『宮廷医の娘』は発売後即重版となり、コミカライズも果たす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっしー
23
今回は試験の話が中心でした。どこの世界でも試験となると受かる為の不正であったり、追い込まれてノイローゼになったりするのですね。何がなんでも受かりたい気持ちは理解出来る反面、実力が伴わないのに合格した医者に診て貰いたいかと言われたらお断りなので、白蓮の言うことはもっともだなと思いました。にしても、香蘭の試験合格の道のりはまだまだ険しそうですね。知識はあっても体力が持たないとは…恐ろしい試験です。白蓮の日本での生活もちらほら出てくるのが面白いですね。2023/05/16
Kurara
17
★3.52024/03/12
どんぐり@京都の何処かで
17
科挙試験編と、足の引っ張り合いの宮廷政治に巻き込まれた武将を救うお話。少しストーリーに変化があり、香蘭に友人が出来たのが何よりだ。圧倒的な努力と知能有する香蘭の科挙合格への最大の問題が体力であったとは。今後董白との絡みが増えれば良いなと思う。ただ作品として、もっと奥行きは欲しいところ。2023/02/04
withyuko
9
読むのに、時間がかかった!ヒロイン香蘭はまっすぐな性格で医道科挙で困った問題にぶち当たっても、突き進んでいく!主席の成績であっても、女性であるばかりに2名しか通らなかったり、理不尽なことが多い。友情の話もよかった!白蓮は、現代日本では白井蓮と言って東大医学部を出たエリート医師だったみたい。兄が家業を継ぐから大学病院みたいなところの勤務医だった?胸なしと香蘭を呼ぶのはヒドイ。2021/11/06
Hugo Grove
7
読了2023/08/19