メディアワークス文庫<br> 死者殺しのメメント・モリア

個数:
電子版価格
¥715
  • 電子版あり

メディアワークス文庫
死者殺しのメメント・モリア

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2025年06月20日 20時11分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 301p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784049140583
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

 死は平等である。富める者にも貧しき者にも。だが時に異形となる哀れな魂があり、それを葬る少女がいた。
 モリア=メメント。かつて術師の血を継ぐ王族の姫だった娘。特別な力をもち、今は刻渡りの死神シヤンとともに、あるものを捜して旅をしていた。
 シヤンのもつテンプス・フギトの時計に導かれ、あらゆる時と場に彼らは出向く。現代ニューヨーク、17世紀パリ、時代と場所が変わっても、そこには必ず、死してなお悪夢を見続ける悲しい亡霊たちがいた――。
 死は等しく安らかに――祈りをこめてモリアは死者を葬る。永遠を生きる時の旅人がつむぐ、祈りと葬送の幻想譚。

【登場人物】
◆モリア=メメント
 青い喪服を着た美少女。術師の血をひく王家の娘だったが、過酷な運命にもまれ、死神と契約をして永遠の命を得る。あるものを探すため、死者を弔いながら旅をする。
◆シヤン=ラウエレウム
 美形の死神。「時」をつかさどり、テンプス・フギトの懐中時計を操って時空を移動する。強大な力を持つ存在だが、モリアの従者に。人間を哀れみ、時に面白がっている。

内容説明

死は平等である。富める者にも貧しき者にも。だが時に異形となる哀れな魂があり、それを葬る少女がいた。モリア=メメント。かつて術師の血を継ぐ王族の姫だった娘。特別な力をもち、今は刻渡りの死神シヤンとともにあるものを捜し旅をしていた。シヤンのもつテンプス・フギトの時計に導かれ、あらゆる時と場に彼らは出向く。現代ニューヨーク、17世紀パリ、時代と場所が変わっても、そこには必ず、死してなお悪夢を見続ける悲しい亡霊たちがいた―。

著者等紹介

夢見里龍[ユメミシリュウ]
第26回電撃小説大賞に応募した『死者殺しのメメント=モリア』が最終候補作となる。惜しくも受賞を逃したものの、美しい繊細な筆致と世界観が絶賛された応募作を改稿し、満を持してデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しぇん

21
死者を殺す少女が時と場所をかえ彷徨う短編連作。美に拘った物語で、文章なども非常に凝られていたので、その分読み難さもありました。続けようと思えれば続けれそうですが、ここで終わっていても問題ない作りなのでどうなるか2021/10/10

虚と紅羽

19
ふわっとしているのに重い、な印象。地の文の言葉の装飾が多すぎて個人的には合わない。六割くらい読み飛ばしました。 シヤンは結局なんなんだ。固定観念ではない存在、とすると『死』ってわけでも無さそうだし。その時点で人間の理解出来る範疇に固定・定義付けをしているわけだからね。世界の機構そのものとか?ともあれ姫様とのやり取りが好きだし、食べない系が多い中いっぱい食べるの可愛い。 ふと思ったけれど、この時間移動に矛盾は生じないのかな?過去を少し弄ったところで最終的に元の未来に収束するタイプの世界なのか。2022/03/05

なみ

16
死者を葬る少女、モリアと、死神のシヤン。2人が時間と空間を渡りながら、あるものを探す話。 雰囲気がすごく好きです。 ダークで美しくて、強くてミステリアス。それにマッチした言葉の選び方も素敵でした。 死は平等である。彼女は死者しか殺さない。 主人公のモリアが真っ直ぐなところも良かった。 あとはなんといっても2人の関係です。シヤンの"姫様"呼び、控えめに言って最高……。2021/09/27

半熟タマゴ

15
死神と契約し永遠の命を得た少女は強大な力を持つ死神を従え、とある目的のために旅をする。死してなお彷徨い続ける死者を弔う哀しくも優しい物語でした。絶妙なバランスで成り立ってるモリアとシアンの主従関係がたまらなく愛おしかったです。2021/11/04

サキイカスルメ

14
強い想いは枷となって死者を縛る。それを解放する死者殺しの少女と付き従う死神のファンタジー。良かった……!!事件ごとに色々な時代を渡っていき、最終的にヒロインモリアの望みに迫っていく内容構成が面白かったです。最初のお話でぼろ泣きでした。やはり愛よね、愛。死神シアンとの関係性も好きでした。人ではない何かと、それを十分に理解した上で隣にいることを望む少女、そして全てを捧げる終わりの約束、好きでした。2024/11/15

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/18474492
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品