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出版社内容情報
『全学大会』が開催される。世界各国から参加者が集まる、魔法ありの格闘トーナメントだ。最強の地位を守るため、そしてセカンドグリモノア奪回戦で苦戦してしまった汚名を返上するため、カルタ達は万全の態勢でトーナメントに臨もうとしていたのだが……。
『一つ、我々セカンドグリモノア側からは歌貝カルタ一人しかエントリーしない』
『二つ、アイネは一人の独立した個人とみなす。よって、歌貝カルタの参加する試合で「使う」事は許可しない』
『三つ、歌貝カルタを試合中の事故で死亡させた場合、その罪は免除される』
突如変更されたルール、ここでも人間の『黒幕』の影が。次世代の最強を目指す猛者達がカルタに襲い掛かる!
内容説明
『全学大会』が開催される。世界各国から参加者が集まる、魔法ありの格闘トーナメントだ。最強の地位を守るため、そしてセカンドグリモノア奪回戦で苦戦してしまった汚名を返上するため、カルタ達は万全の態勢でトーナメントに臨もうとしていたのだが…。『一つ、我々セカンドグリモノア側からは歌貝カルタ一人しかエントリーしない』『二つ、アイネは一人の独立した個人とみなす。よって、歌貝カルタの参加する試合で「使う」事は許可しない』『三つ、歌貝カルタを試合中の事故で死亡させた場合、その罪は免除される』突如変更されたルール、ここでも人間の『黒幕』の影が。次世代の最強を目指す猛者達がカルタに襲い掛かる!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みどり
7
前作からちょっと間が空いた感じで、今回はカルタ一人で立ち向かう「全学大会」編。 鎌池さんの作品のすべてに通じる「普通のティーンエイジャー」がヒーローにならされる(自分から望んではいない、が結果的にそうなる)というのは、ブレないので好き。 今回はトーナメントだし、相手は世界の超一流。今後どうなるか、はどうやら後書きの後の1章がカギを握っている模様。2021/08/07
真白優樹
4
世界各国から強者が集まるトーナメントが開催される中、人間側の黒幕の策略により、カルタ一人での出場を強いられる今巻。―――最強だと言うのなら示せ、誰にも負けぬその力。 アイネを使えず大ピンチ、敵としてくるのは世界中の超一流。更に色を変えた絶体絶命な状況の中、必死に生き抜き戦い抜いていく巻であり、ヒーローとならされるカルタに更なる絶望が突き付けられる、容赦なさが更に加速する巻である。世界か、それとも自分達か。知らずにいた残酷な真実を前に、絶望の中のカルタはどんな道を選ぶのか。 次巻も須らく期待である。2021/08/17
Abercrombie
1
『全学大会』。黒幕によって圧倒的不利なルールに改変された主人公、どうするどうする!と、作者は不安を煽りまくるけど、いまさらそんなこと真に受ける読者なんていないよなぁ。異能者に少ない手札で立ち向かう試合の数々は、つまらないわけではないけれど、これって『禁書目録』の戦いと、あまり代わり映えしないような…。2021/09/17