電撃文庫<br> 無自覚チートの箱入りお嬢様、青春ラブコメで全力の忖度をされる

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電撃文庫
無自覚チートの箱入りお嬢様、青春ラブコメで全力の忖度をされる

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  • サイズ 文庫判/ページ数 328p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784049138368
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

 不運に不運を重ねた人生を歩み、まっとうな青春を諦めていた琥太郎。そんな彼にも、出会いは衝撃的にやってくる。
「食パンを咥えたまま走るのが夢だったんです! 青春ってそこから始まるじゃないですか!」
 妙な絡み方をしてきたのは、「青春」にやや歪んだ期待を寄せる変人のお嬢様・天津風撫子。長い闘病生活から奇跡的に回復して無事高校に入学したという彼女は、琥太郎を巻き込むかたちで「アオハル・パーティ」なる謎部活を立ち上げ、様々な騒動を引き起こしていく。
 ところで本人は気づいていないけれど、どうやら天津風が青春を満喫できないとこの世界は滅びるらしい。そしてちなみに、彼女は僕に惚れているとのこと。
 ……つまり、世界の命運は僕次第!?

内容説明

不運に不運を重ねた人生を歩み、まっとうな青春を諦めていた琥太郎。そんな彼にも、出会いは衝撃的にやってくる。「食パンを咥えたまま走るのが夢だったんです!青春ってそこから始まるじゃないですか!」妙な絡み方をしてきたのは、「青春」にやや歪んだ期待を寄せる変人のお嬢様・天津風撫子。長い闘病生活から奇跡的に回復して無事高校に入学したという彼女は、琥太郎を巻き込むかたちで「アオハル・パーティ」なる謎部活を立ち上げ、様々な騒動を引き起こしていく。ところで本人は気づいていないけれど、どうやら天津風が青春を満喫できないとこの世界は滅びるらしい。そしてちなみに、彼女は僕に惚れているとのこと。…つまり、世界の命運は僕次第!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

芳樹

46
【電子】世界一不運な琥太郎と食パンを咥えてダッシュする撫子が十字路でぶつかることから始まるボーイミーツガール。これは面白い!撫子が青春を満喫しないと世界が滅ぶ、というあらすじ通りの楽しいラブコメなのだけど、それだけじゃなくシリアスな展開もあって、コメディとのバランス加減が絶妙だなと思います。特に中盤以降どんどん引き込まれていって、ラストエピソードには圧倒されました。お見事と言うしかありません。作中で回収されていない伏線もあるし、今後、物語がどう展開されるのか大いに気になります。2巻がが楽しみ。2021/08/07

うまる

40
ミステリじゃない紺野さんは初めてだけど、とっても面白かったです。ラブコメだと思っていたら、んっ?!ってなる展開とか、トリッキーな解決がある所とか、良いですね~。今更やらないだろくらいのラブコメあるあるを踏まえながらも、色んな要素を加えて進むのが楽しい。キャラも良いし、小ネタが満載なのも良い♪ エヴァネタあったのが嬉しかった。 2巻が待ち遠しいなぁ。ママ委員長推しなので、次巻もするどいツッコミに期待しています。 ハ○ヒに似てるというレビューが多いので、この機会に積みっぱなしのハ○ヒを読もうかな。2021/08/24

オセロ

32
ひょんなことから出会った不幸を体現したような少年・湊と学園ラブコメに憧れる一方で世界の因果すら変えることができる程の強運を持った少女・天津風。そんな2人が立ち上げた“アオハル・パーティ”という謎サークルに集まった個性豊かな友人達との活動を中心に描いた学園ラブコメ。 サークルの活動を通して明らかになる友人達の素性や、度々地球が滅亡しかける様子がコミカルに描かれていて思わずクスッとしてしまいますね。 終始ハ○ヒ感が否めませんでしたが、これからどうなるか期待の新シリーズです。2021/08/07

よっち

29
不運体質でまっとうな青春を諦めかけていた琥太郎。長い闘病生活から奇跡的に回復して無事高校に入学した「青春」に期待を寄せるお嬢様・天津風撫子と運命的な出会いを果たす青春ラブコメ。青春を謳歌することに全力の撫子に巻き込まれて、「アオハル・パーティ」なる謎部活を立ち上げた琥太郎たち。親友の八重樫や委員長の加賀美、先輩の那珂川といった仲間たちも曲者ぞろいで、天津風が青春を満喫できないとこの世界は滅びるらしい背景も明らかになっていって、絶体絶命の展開を発想の転換で見事乗り越えてみせたこれからに期待のシリーズですね。2021/08/07

ツバサ

22
流行りの青春ラブコメとは違う仕掛けがあり、タイトルの意味を知ると景色ががらりと変わります。異質な青春ラブコメになっているが、楽しいわちゃわちゃ感もあるので、良いバランスでした。主人公の危機についてはどうなるかハラハラしましたが、良い締めだったのではないか。ただ、本質的な問題はそのままなので、次巻が気になります。ブログにて→ https://wing31.hatenadiary.jp/entry/2021/08/08/2100002021/08/06

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