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内容説明
私、歌枕綾子、3ピー歳。お隣に住む二十歳の青年、左沢巧くんと無事お付き合いすることになったのだけど…仕事のため単身赴任しなければならなくなる。遠距離恋愛の覚悟を決め、単身で東京に向かい、部屋の扉を開くと―「今日から俺も、ここに住みます」遠距離恋愛じゃなくて同棲スタート!?いきなり一緒に住むなんて。一つ屋根の下、ご飯もお風呂も…寝室も一緒だなんて、私達、どうなっちゃうのぉ!ようやく付き合い始めた二人を待ち受けていたのは、イチャイチャ同棲生活!?超純愛年の差ラブコメ第五弾、開幕!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
海月
57
初夜来ると良いなーとなんとなく思ってましたが次巻に持ち越し…。今回はただただ同棲生活を見せられた感じのような巻でした。確かに恋愛を全くしてこなかった2人にとってはこんな感じなのかなとは思うが、流石に3ピー歳であればもう少し大人な対応ができても良いのではないかとも思うがそれはラノベ事情なのでしょう。 次巻は後書にあるように電撃文庫ギリギリを攻めるとのことなので無駄にハードルをあげて待つとしましょう(笑)2023/05/20
よっち
37
仕事のため単身赴任しなければならなくなる。付き合い始めたばかりなのに遠距離恋愛の覚悟を決め、単身で東京に向かったはずの綾子が、東京で巧との同棲生活を始めることになる第五弾。思ってもみなかった急展開に動揺する綾子。狼森さんのツテでインターンとして入った会社で、訳ありな高校時代の同級生と再会する巧。意識しすぎて初々しい二人の距離感には苦笑いでしたけど、どこまでもブレない巧に対して、恥ずかしがって考えすぎて思い切った行動が空回りする綾子が可愛かったです。結果的に関係も進みそうで、結果オーライということで(苦笑)2021/05/09
わたー
26
★★★★★遠距離恋愛を覚悟していたのに一転、同棲という超近距離恋愛に。ラッキースケベ的なハプニングこそあれど、恋愛に臆病な2人が距離の縮め方に迷って、進展しているのか後退しているのか全くわからない様は読んでいて非常に面白かった。また、元カノ(偽)に対して宣戦布告するシーンはオチも含めて秀逸すぎて腹筋が捩れるかと思った。ラストは主人公カップルが成人を超えている上で避けては通れない話題へようやく…6巻はまだか…2021/05/11
nishiyan
25
東京での3か月間の同棲生活をスタートさせた巧と綾子。仕事に追われながらも、どこか気を使いながらの日々を過ごすのだが、巧が高校時代のクラスメイト有紗とインターン先で再会したことでまたもグダグダになる本巻。初恋の成就とはこうも難しいものなのだろうか(笑)。交際開始しても片思いを引きずる巧と恋愛初心者の綾子の迷走は初々しいを通り越して最早、様式美の域といえる。過剰に遠慮するのではなく歩み寄る配慮が必要と至ったところはよかったかな。そして極端に振れがちな綾子が仕掛けるラストの爆弾はどうなるのか。次巻が楽しみです。2021/05/14
真白優樹
18
結ばれたのも束の間、東京で期間限定の同棲生活が始まる中、巧がインターン先でかつての恋人的存在、有紗と再会する今巻。―――一番近く、故にこそ見失わず大切に。 ようやっと付き合いだしたけれど、お互いを大切にするあまり臆病に。そんな二人が同棲生活の中、少しずつ心の距離を近づけ初めてを積み重ねていく巻であり、恋人同士だからこその大切な事を行っていく、年齢なんて関係ない甘さが光る巻である。ようやく誤解も解けて向かい合い。あとは一線超えるだけとなりつつある二人は本当に超えてしまうのか。 次巻も須らく期待である。2021/05/09