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出版社内容情報
★第27回電撃大賞《大賞》受賞のSFクライムドラマ★
哀切怒濤の第2弾開幕――!!
再び電索官として。歩み出したエチカに新たな事件が立ちはだかる。RFモデル関係者連続襲撃事件――被害者の証言から容疑者として浮上したのは、他ならぬ〈相棒〉ハロルドの名前だった。
「きみの思考に入り込めたらいいのに」
「あなたに潜れたらどんなにいいか」
ままならない状況に焦るほど、浮き彫りになる<人>と<機械>の絶対的違い。埋められない溝に苦しみながらも捜査を続ける二人を待ち受ける衝撃の真相、そしてエチカが迫られる苦渋の選択とは――!
内容説明
再び電索官として。歩み出したエチカに新たな事件が立ちはだかる。RFモデル関係者連続襲撃事件―被害者の証言から容疑者として浮上したのは、他ならぬ“相棒”ハロルドの名前だった。「きみの思考に入り込めたらいいのに」「あなたに潜れたらどんなにいいか」ままならない状況に焦るほど、浮き彫りになる“人”と“機械”の絶対的違い。埋められない溝に苦しみながらも捜査を続ける二人を待ち受ける衝撃の真相、そしてエチカが迫られる苦渋の選択とは―!第27回電撃大賞“大賞”受賞のSFクライムドラマ。哀切怒涛の第2弾開幕!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ナギ
59
人間と機械がわかり合える日は来るのだろうか。永遠のテーマであり、それをコンビとしての絆を体感出来る作品。事件としては想定内かなと思います。初動捜査での手落ち感はありますね。このテーマで行く限り物語に限界が来そうなので早めに何か目的をもたせる必要があるかなと感じます。2022/11/25
よっち
53
再び電索官として歩み始めたエチカに立ちはだかった、RFモデルの関係者連続襲撃事件。被害者の証言から他ならぬ〈相棒〉ハロルドの名前が容疑者として浮上する第二弾。ままならない状況に焦るほど、浮き彫りになる人と機械の絶対的な違い。埋められない溝に苦しみながらも捜査を続ける二人を待ち受ける衝撃の真相、そして心揺れるエチカが迫られる苦渋の選択。RFモデルを巡る連続事件で感じた決定的な違和感があって、隠されていた真相を知った上でそれでも彼と向き合うと決意したエチカたちに何が待っているのか、二人の今後が気になりますね。2021/07/08
どんぐり@京都の何処かで
24
改めて、電撃でもこんな硬質で純粋なサイバーSFが読めるようになったんかいと。電索官に戻るエチカ。そして相棒ハロルドも含めたRFモデルの闇。レクシー教授は、特有のいっちゃった感性をお持ちのようで、ここ辺りもツボを押さえていて。何よりラストを読ませるのがうまいなぁと。文章がかっこいいんですよね。2021/07/18
こも 旧柏バカ一代
19
ロボットが人間を騙すんかい!恐ろしい。2025/01/14
イシカミハサミ
18
面白かった。 面白かったけれど。 世界観的に合っているのか疑問符。 90年代の元気だったアメリカ映画を象徴するような、 チェイスシーンにボルボとフォード。 正確な年代は作中に言及がないけれど、 ステーションワゴンなんて現代でもうすでに虫の息では。 内容的には内側に向かって広がる2巻。 もっと外側を見たかった。2021/07/31