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出版社内容情報
豪華キャストが演じるドラマCD付き!シナリオは浅葉なつ書き下ろし!
シリーズ10巻を記念した、豪華キャスト出演のドラマCD付き特装版!CDには、浅葉なつ書き下ろし特別エピソード「大国主神の願いごと」を収録。
●浅葉 なつ:第17回電撃小説大賞で<メディアワークス文庫賞>を受賞。「空をサカナが泳ぐ頃」でデビュー。
内容説明
日本各地で地震が頻発するなか、突如姿を消した黄金。『大建て替え』の危機を前に、荒脛巾神と田村麻呂の悲しい過去や、黄金の深い後悔を知った良彦は、傷だらけの体で再び立ち上がる―神にもできないことがある。そして人間だからこそできることがあると『神様の御用人』の自分は誰よりも知っているから。神と人。それぞれが抱く、切なる願いの辿り着く先とは。そして良彦が最後に下す、未来への決断とは―。
著者等紹介
浅葉なつ[アサバナツ]
四国生まれ。第17回電撃小説大賞でメディアワークス文庫賞を受賞し『空をサカナが泳ぐ頃』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
桜📕のベルズ
23
黄金、お帰り!! みんな心配してたんだぞ。良彦も穂乃香ちゃんもお疲れ様。神様たち大集合の会。良彦のあったことのある神様も、そうでない神様も沢山。途中で涙が止まらくなった。 人同士の繋がり、神様同士の繋がり、そして神様と人との繋がり。すべてが来る未来に繋がっている。2021/04/02
ayafuya-papa
12
特装版とはいえ、本の内容は通常版と同じとのことでドラマCD「大国主神の願いごと」について。黄金様の声がもっとモフモフしてるのかと思ったのですが、渋い声でした。特に感想無しです(笑)。今回の10巻の表紙カバーのイラストは通常版も特装版も明るくていいですね。さて《黄金編》の後々の次は、《抹茶パフェ編》か。浅葉なつさんの次の神様モノが待ち遠しいですね。2021/04/04
姫ママ=^・ω・^=
11
この本が出版された頃は仕事が多忙すぎて……パワハラに心を病んで読める状態になかったのもあり、今まで本棚に眠らせておいたのだけど、環境を変えて心も回復してやっと読める状態になった‼️ ニ龍のそれぞれの哀しみや辛さが際立って辛い巻ではあったけど、最後に心が救われてホッとした。2022/02/23
蕭白
11
素敵なエンディングでした。主人公の良き未来が垣間見えるおまけのお話はとても嬉しかったです。2021/12/18
みっちぃ
8
黄金編最終巻。黄金編ということは、続編があるのか。黄金を荒脛巾神(黒龍)から分離して、「大建て替え」を阻止することはできるのか…。ま、できるんだろうけどと思いつつ読み始めたわけだが…。阿弖流為、母礼の最期のシーンとか、神々が「人の子の生き死には神にとっては木の葉が舞い落ちるのと同じ、小さなこと」と言いつつも、「それでも愛おしい」というところとか、なんだろう、全編を通して泣かせに来てる勢いで。神様たちに感情移入したり、良彦に感情移入したりして、とても気持ちが高ぶったまま読んだ。さて、9巻10巻を再読するぞ。2021/04/11