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内容説明
「俺と有坂は付き合っている。ヨルカは俺の恋人だ」ザ・平均値な男子高校生の俺と、完全無欠のハイスペック美少女・有坂ヨルカ。二人の秘密の関係はクラスメイトに向けての恋人宣言により晴れて公認に。だがそれはハッピーエンドなどではなく、新たな騒動の序章でしかなかった!中学時代から俺と親しかった小生意気な後輩・幸波紗夕との再会をきっかけに俺達の両想いが揺さぶられる事態に!?「きー先輩、好きです。私と付き合ってください」俺、案外モテている?いやいや、ヨルカ一筋ですから!告白で幕開けるラブコメ戦線、第二弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
38
希墨とヨルカの秘密の関係は、クラスメイトに向けての恋人宣言により晴れて公認に。しかしそんな希墨の前に中学時代親しかった小生意気な後輩・幸波紗夕が現れる第二弾。再会してからぐいぐい距離を詰めてくる紗夕。さらに親友・七村発案によるひなか、朝姫にヨルカまで参戦するカラオケ。いや瀬名会のメンツには流石に苦笑いでしたけど、周囲の苦悩に真摯に向き合う希墨だったり、そんな希墨が大好きでライバルには正妻感溢れる姿を見せるのに、彼の前ではポンコツになってしまうヨルカとか、そんな甘々で揺るぎない二人のこれからが楽しみですね。2021/01/10
ささきち
13
前回最後に言ったヨルカとの恋人発言によって特に先生が1番頑張って火消しをしていたのに無駄になって怒ったりしながらも公認カップルとなってヨルカとイチャイチャできるようになったのだが、今回の話ではヨルカとのイチャイチャは薄めで表紙にも出ている後輩ヒロインである紗夕の失恋話。2巻を読んで思っていたがこの作品で女性キャラをヒロインと言ってもいいのだろうか?問題があり希墨はヨルカが大好きでもう他の相手に振り向く要素がないけど色んな女性が彼を好きになるけどそれは成就しないからヒロインって呼んでいいんかの~?となるわけ2021/01/24
はる
10
ヨルカとの恋人宣言し公認のカップルにそんな中に中学から親しい後輩が現れて… ヨルカと恋人になってた時点で分かってた結末だったなそれでも諦められないのが恋なんだね まだ諦めてないらしい朝姫と先生がどうなるのか気になります面白かったです。2021/02/01
加賀ますず
9
好きだった。ずっと好きだった。晴れて付き合っていることをオープンにしたキスミとヨルカ。様々な問題がありつつも二人の絆で乗り越え、いつまっでも幸せに暮らせる…わけもなく。小悪魔系後輩の襲来で二人の関係に早くも激震が?というシリーズ第2巻。前巻はキスミとヨルカの両想いのすれ違いがテーマだったことに対して今回はキスミとサユという片想いのすれ違いがテーマ。ありきたりで、どこにでもありそうなんだけれども、当人にとってはかけがえのない煌めき。その尊さの描写が非常に巧かった印象。2021/02/01
ほたる
9
異性との友情関係は成立しますか。結局のところはどちらかが妥協あるいは諦めをするしかないのかもしれない。ヒロインの確固たる自信をまざまざと見せつけられた。次の巻でもう先生回らしくてそれは楽しみ。ラブコメ戦線は一体どうなるか?2021/01/24