出版社内容情報
「マネジメント」の発明者として知られるP.F.ドラッカーの慧眼、洞察力、先見性を原理論・一般論としてだけでなく、現実の諸事例に照らして再確認する。ドラッカーの新しい読み方を追求。
目次
第1章 「二一世紀文明」とドラッカー―来るべき「アジア太平洋文明」の果たすべき役割は何か(「二一世紀文明」の基本課題と「アジア太平洋文明」;「アジア太平洋文明」とドラッカー ほか)
第2章 GMとドラッカー―スローンはなぜドラッカー『企業とは何か』を無視したのか。その結果は(二〇世紀企業改革の雄としてのGM―スローンの功績;GMの事業部制からドラッカーは何を学んだか―ドラッカー『企業とは何か』があきらかにしたこと ほか)
第3章 GEとドラッカー―GEの経営改革に果たしたドラッカーの役割と、ドラッカーが得たもの(組織改革史におけるGEの貢献;一九五〇年代のGEにおける組織改革とドラッカー ほか)
第4章 大学のイノベーションとドラッカー―ドラッカー『イノベーションと企業家精神』が提起したもの(公的機関におけるイノベーションの必要と難しさ―『イノベーションと企業家精神』が教えてくれたこと;私が関わった三つの大学イノベーション ほか)
著者等紹介
坂本和一[サカモトカズイチ]
1939年生まれ。現在、立命館大学経済学部教授、経済学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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