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出版社内容情報
遠野のあやかし騒動はまだまだ終わらない!
内容説明
八月下旬。ようやく暑さが和らいできたある日、迷家荘の蔵から謎の絵画が発見された。ふと手にした和紗だったが、突然倒れてしまう事態に。どうやら霊に取り憑かれてしまった様子。司貴たちが霊の正体を暴くべく調査を始めると、発見された絵画が“供養絵額”と呼ばれる死者の鎮魂のために描かれたものだと判明する。その絵に込められた想いを紐解くとき、事態は遠野全体を巻き込む大騒動に発展し―!?司貴と和紗の関係も気になる、大人気シリーズ第8巻!
著者等紹介
仁科裕貴[ニシナユウキ]
広島県出身。元警察官という異色の経歴を武器に、精緻を極めた文体と温かい人物描写を得意とする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぽろん
43
最近、件を扱った本によく出逢います。でも、イメージは、とても怖かったから、おっかなびっくり読み始めたら、こちらのくだ子さんは、優しかった。最後は、どうなるのかと思ったけど!今回も愉しかったです。2021/05/03
hirune
40
旅館迷家荘の番頭と作家の二足の草鞋を履いている緒方司貴だけど、霊を視えることを思い悩む高校生やその彼をストーカーする妖怪や神やらあやかしやらの騒動に巻き込まれ、小説なんて書く暇なさそうなんだけど😅今回もてんやわんやの大騒ぎでしたが、また人脈も神脈も妖脈もどんどん増えて賑やかになっていくこと。。今回のくだ子も不気味で強引で付き合うのは面倒くさいけど、まぁ最終的にどっちかって言えばいい奴?だったのかな🤔2022/02/27
み
26
さくさくと♪前作で完結したと思ってましたよ、感想を読んで続いてることを知りました^ ^くだ子さんは、くだんのイメージを変えてくれましたね、ストーカー体質とは(@_@)2021/11/03
よっしー
21
前巻で完結かと思っていたので…続編があって嬉しいです。といっても、久しぶりに読んだので、話をあまり覚えていなくて…。読み進めるうちにそうだったな~という感じになっていました。七不思議の1つでもあるトイレの花子さん、元の話がこんな場所で出会えた上に、中々に悲しい事件だった事に驚きでもありました。あまり良い印象のない件の話は、予想以上に良い方向に進み一安心。新たな出会い、司貴と和紗の進展、これからどう進むのか楽しみです。2021/07/14
kukulu
10
今回は件に関わるお話。もう・・オールキャスト的な?新たな能力者も出てきて楽しく読了できました八幡権現と六角牛王の関係も明らかに(笑)2020/12/12