- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > ティーンズ・ファンタジー
- > 電撃文庫
出版社内容情報
死闘の末に吸血王を倒した古城たちだが、巨大多国籍企業MARの乱入によって、絃神島上空に異境が出現。領主選争は勝者不在のまま、異境を奪い合う第2幕へ突入する。
シャルリヤル・レンに率いられたMARの特殊部隊は即座に異境への侵攻を開始。日本政府を含めた他の勢力も、異境の占領を目論んで慌ただしく動き始める。
そんな中、異境に墜ちたアヴローラを取り戻す方法を探し求める古城だが、第四真祖の能力を手放した古城に対する獅子王機関や人工島管理公社の反応は冷淡だった。
失意のまま自宅へと戻る古城と雪菜。そんな古城たちを思いがけない人物――第一真祖キイ・ジュランバラーダと、彼の伴侶ザナ・ラシュカが出迎えるのであった――。
内容説明
シャフリヤル・レンの策謀によって、異境へと墜ちたアヴローラ。第四真祖の力を手放し、ただの人間に戻った古城に、彼女を救い出す手段はない。だが、苦悩する古城たちの前に現れた第一真祖キイ・ジュランバラーダが、意外な取り引きを持ちかける。キイが古城に与えたのは、新たな漆黒の眷獣たち。無理やり植えつけられた眷獣の影響で、理性を失い、怪物化する古城。残された雪菜たちは、眷獣を制御するために必要な十二人の“血の伴侶”を集めるべく奔走するのだが―。世界最強の吸血鬼が、常夏の人工島で繰り広げる学園アクションファンタジー、待望の第二十一弾!
1 ~ 1件/全1件
- 評価
椎名みさの本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
38
死闘の末に吸血王を倒すもシャフリヤル・レンの策謀によって、異境へと墜ちたアヴローラ。ただの人間に戻り救う手段のなくなった古城に、第一真祖キイが意外な取引きを持ちかける第二十一弾。キイより古城に与えられた新たな漆黒の眷獣と、制御するために必要な十二人の『血の伴侶』を集めるべく奔走する雪菜たち。今回は古城を慕う面倒くさいヒロインたちが大集合して、ツンデレだったり挑発したり覚悟を決めたりと彼女たちの魅力が満載の展開でしたが、やはり美味しいところを持っていくのは彼女でしたか(苦笑)舞台も整って次巻が楽しみですね。2020/01/10
nishiyan
30
吸血王を倒したもののシャフリヤル・レンの策謀によって異境へと堕ちてしまったアヴローラ。ただの人間に戻ってしまった古城は彼女を救い出そうと動き始めるのだが、第一真祖キイから意外な取引を持ちかけられる本巻。天部の謎が明かされるとともにキイに無理やり植え付けられた眷獣によって怪物化してしまった古城を救うために血の伴侶となる十二人のヒロインが活躍する2本立て。雪菜チームと浅葱チームに分かれていたヒロインたちが協力しているのは新鮮。ヒロインたちがそれぞれ古城への気持ちを表明しているのも好きですね。次巻が楽しみです。2020/01/15
こも 旧柏バカ一代
27
古城は人間に戻り、雪菜は霊力を失った。でも2人はアブローラを助けたい。そこで第一真祖が・・エゲツな。。そして暴れてる古城に血の伴侶達が、、、あの、、小学生が居るのですが。お巡りさん!!!2020/10/02
まるぼろ
27
さて今巻、異境へと墜ちてしまったアヴローラを救い出したいものの第四真祖の力を手放した為に方法がなく苦悩していた古城だったが、そこに第一真祖が意外な取り引きを持ち掛けてきて…と言うお話です。今巻は基本的に古城ではなくヒロイン達のお話だったので、何とも姦しかったと言う印象がありました…w 戦闘面でもヒロイン達大活躍というか凪沙がああいった形で貢献したのはかつての凪沙を知るだけに感慨深いものがありました。他にも記憶を見るという形で重要な情報も出てきたりも。次巻もどんな話になっていくのか楽しみです。2020/01/12
中性色
26
井戸端会議。前回の終わりから前後編かと思ったら前中後編だった。ただ、前提としての前回のラストからどうなるかという意味では割とアレな意味でどんでん返しとも言えなくもないか。あと過去話がさらっと流れてたのが今後どう絡み合っていくのか。戦闘面ではあんまり出番がなかったキャラのも見れたのはよかったかな2020/01/15