- ホーム
- > 和書
- > 文庫
- > ティーンズ・ファンタジー
- > 電撃文庫
出版社内容情報
神の代理となる《代行者》を選定する戦い――選定審判が幕を開ける――。
内容説明
暴虐の魔王の再臨によって平和が訪れたディルヘイド。一方アゼシオン各地で絶滅したはずの竜が目撃されるようになる。魔王学院と勇者学院が合同で対処に当たったところ、地底の奥深くに未知の世界が広がっていることが判明した。そんな中、神を従えた謎の男が現れ、アノスに告げる。八名の神がそれぞれに候補を選び、互いに戦わせ、勝利した者を神の代行者とする“選定審判”。その代行者候補の一人に、アノスが選ばれたということを…。アノスはその男、“竜の人”を追って、三つの国が争う地底世界の聖地、神の都ガエラヘスタへ―。新章開幕“選定審判”編!!
著者等紹介
秋[シュウ]
作家。WEB上にて同名義で小説を公開し、好評を得ている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
30
暴虐の魔王の再臨によって平和が訪れたディルヘイド。一方アゼシオンでは各地で竜が目撃されるようになり、神を従えた謎の男によって、《代行者》を選定する選定審判に巻き込まれてゆく第六弾。逆成長したアノシュには苦笑いでしたが、内部不穏分子の掃討と権威が失墜した勇者学院と魔王学院であたる竜の対処には裏で糸を引いていた神の代理とする代行者や竜人との存在があって、勇者学院に派遣され力を合わせて竜と戦うエミリアの変化と生徒たちとの絆、レオとミサ、アノスの戦いはとても熱くて痛快でした。新ヒロインも増えた今後の展開に期待。 2019/10/10
サケ太
17
見どころはエミリアの成長では。今回の敵はやけにあっさりとしていたが、今後も神は立ちはだかるのか。失われた過去はどのようにつながるか、気になる。2020/07/23
TERU
10
今巻はまさかのエミリア回。あのエミリアがここまで良い人物になるとは思いませんでした。 アノスが最強でラスボス、他の者の前に壁となって立ち塞がり成長を促す、面白い構成でした。2020/11/19
ささきち
10
ショタ魔王様!?から始まる5巻なのですがそれぞれが楽しくわいわいしていますね~って感じでしょうか?特にレイとシンの2人が授業中なのに何しているんですかねぇこの人達wという事をしていて笑ったり他人の愛に鈍感なアノス様にほっこりしたりと魔王様サイドはいつもどおり。今回は勇者学院でのエミリアと道化と神アルカナがメインか、人間側はかる~く書かれているけど王族が滅ぶほど腐っていたり勇者学院の生徒達はエミリアの人間性に惚れ込んだヤンキー生徒のような展開を見せたりとこの辺は面白かったと思うんですよ?ただ敵の道化が・・・2020/08/01
真白優樹
9
アノスにより魔族の世界が平和になる中、人間世界に竜が現れ、アノスへ神の使者が新たな戦いの始まりを告げる今巻。―――犠牲を強いる戦いが迫る時、魔王は再び立ち上がる。 勇者学院及び人間世界の不平分子が牙を剥き、その影に神の威光を借る愚か者の影が躍る。新たなる戦いへとアノスが再び飛び込み、腐敗を一刀両断してみせる今巻。神すらも救うべき対象、そんな彼の器の大きさが更に広がり最早神々しく、神々の代理戦争というこれまでにも増して大きな戦いの影に心躍る巻である。罪人の神と交わした約定の行方とは。 次巻も楽しみである。2019/10/11