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出版社内容情報
万能元素エーテルの飽和により巨大化したモンスター。世界は蹂躙され、人類の文明は滅亡した。――それから幾星霜。地上五百メートルの円柱上に築いた楽園ベルバで人類の子孫は生き延びていた。
ベルバ円柱の地下に眠り続け、氷結の眠り姫と崇められる巨大骸骨の化石兵器スカルアトラス――。彼女に恋い焦がれる考古学者クレイは、その意志を持った化石兵器の覚醒に立ち会う。アジュールと名乗る少女に擬態したスカルアトラスとともに、クレイは閉塞した世界を変革していく。時を同じく、絶滅したはずの最強種ドラゴンの復活が囁かれ……。
青年は巨大化石兵器を駆り、神話の獣を討つ! 歴史紡ぐ幻想浪漫譚、開幕。
内容説明
万能元素エーテルの飽和により巨大化したモンスター。世界は蹂躙され、人類の文明は滅亡した。―それから幾星霜。地上五百メートルの円柱上に築いた楽園ベルバで人類の子孫は生き延びていた。ベルバ円柱の地下に眠り続け、氷結の眠り姫と崇められる巨大骸骨の化石兵器スカルアトラス―。彼女に恋い焦がれる考古学者クレイは、その意志を持った化石兵器の覚醒に立ち会う。アジュールと名乗る少女に擬態したスカルアトラスとともに、クレイは閉塞した世界を変革していく。時を同じく、絶滅したはずの最強種ドラゴンの復活が囁かれ…。青年は巨大化石兵器を駆り、神話の獣を討つ!歴史紡ぐ幻想浪漫譚、開幕。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まっさん
20
★★★★ 万能元素エーテルの飽和により人類の生活は豊かになる一方巨大化したモンスターの出現という未曾有の事態を引き起こし、彼らは巨大骸骨の化石兵器〈スカルアトラス〉を用いて対抗する。しかし世界は蹂躙され、人類の文明は滅亡してしまう。660万年後、地上500メートルの円柱状に築いた楽園〈ベルバ〉で人類の子孫は生き延びていた。ベルバ円柱の地下に氷漬けの状態で眠り続ける過去の遺産スカルアトラスに恋焦がれる考古学者クレイは絶体絶命の危機に陥った時その意志を持った化石兵器の覚醒に立ち会う。アジュールという名の美→2019/05/22
ホシナーたかはし
12
幼馴染ツンデレ、巨乳おっとり、そして見た目美少女中身人外。いずれも主人公に惹かれているハーレム状態が、ネット小説やラノベでよくある設定で読んだ覚えがあり、新鮮味が皆無、一人称なのか三人称なのか分からない文章、シークの物言いが気になって挫折。気になるなら中古で充分か、似た話で「骸龍興亡記」のほうをお勧めします。2019/04/19
真白優樹
12
万能元素の飽和により文明が滅び、人類が空へ伸びる柱の上で暮らす世界で、考古学者の青年と眠りから覚めた兵器が出会い始まる物語。―――二つの想い重なる時、意志は継がれ伝説が再び目を覚ます。 終末の風吹く末期の世界、古代兵器の少女との恋、そして伝説を再び目覚めさせる神話が如き戦い。 読み応えの物凄い、正しく傑作と評したい物語であり、王道の展開に心躍る心地よさが胸を駆け抜ける、真っ直ぐに面白い物語である。伝説を再び目覚めさせ、新たな未来へ踏み出した彼等を待つ、未知なる世界の在り方とは。 次巻も須らく期待である。2019/04/11
HANA
10
古代兵器を軸にしたファンタジー。考えられた世界観が今後良い感じに広がりそうな雰囲気。主人公がなんだかんだ良いキャラなので不快感もないしヒロインとの関係も良かった。2019/07/08
のれん
10
展開はとても良い。特にラストはまとまりや伏線のバランスが良く、展開を箇条書きすると中々の良作感を感じる。 しかし描写があまり好ましくない。キャラの造形や動作の描写は少々過剰(台詞の途中にぶっ込みすぎ)だと感じた。 その描写自体も細かいのだが、戦闘時も平時も同じテンポなので、中々緊張感が感じられない(ラストだけはそれがなかった)。そのせいでせっかく良い展開もなんかテンポ悪くないと錯覚した。 シーン毎に見ると章ごとのつなぎは良いから余計に残念。 2019/04/11
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