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出版社内容情報
偽りの魔王が画策した魔族と人間の戦争を阻止したアノス。しかし突如として魔王の再臨と絶命を見せ付けられたディルヘイドは、未だ混乱の渦中にあった。
その機を見据えたように《魔王学院》に現れた新任の教師。その正体は二千年前、神話の時代よりアノスと敵対する神族のひと柱、天父神ノウスガリアだった。
「神の知恵を授けよう。暴虐の魔王アノス・ヴォルディゴード。君を滅ぼす新たなる神の子は――この学院にいる」
神すら滅ぼすアノスを世界から排除せんと、神話の戦いが今、再び幕を上げる!!
暴虐の魔王があらゆる理不尽を粉砕する痛快ノベル――第四章《大精霊編》!!
内容説明
偽りの魔王が画策した魔族と人間の戦争を阻止したアノス。しかし突如として魔王の再臨と絶命を見せ付けられたディルヘイドは、未だ混乱の渦中にあった。その機を見据えたように“魔王学院”に現れた新任の教師。その正体は二千年前、神話の時代よりアノスと敵対する神族のひと柱、天父神ノウスガリアだった。「神の知恵を授けよう。暴虐の魔王アノス・ヴォルディゴード。君を滅ぼす新たなる神の子は―この学院にいる」神すら滅ぼすアノスを世界から排除せんと、神話の戦いが今、再び幕を上げる!!暴虐の魔王があらゆる理不尽を粉砕する痛快ノベル―第四章“大精霊編”!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
33
偽りの魔王が画策した魔族と人間の戦争を阻止したアノス。しかし未だ混乱の渦中にあるディルヘイドの魔王学院に、二千年前よりアノスと敵対する天父神ノウスガリアが新任の教師として現れる第四弾。ノウスガリアから告げられたアノスを滅ぼす神の子の存在。二千年前から続く因縁と、昔の右腕だったシンに会うため仲間とともに大精霊の森アハルトヘルンに向かうアノス。隠狼により提示される試練があって、神の子である偽りの魔王の正体も明らかになって、事態も急展開を迎える中でアノスがそれにどう立ち向かうのか、下巻に期待したいところですね。2019/03/09
むっきゅー
29
新たな敵・神の子が学院に潜んでいるのだがという新章。2000年前の様々な伏線が絡み合った展開。このエピソードは前後編構成のようで話は次巻に続くのか。相変わらずの無双バトルでしたが、本作の魔法のシステムの理論と強さレベルが今一つ把握できていない我輩。余り考えすぎるのも良くないのかも知れませんが、おかげで読むのに随分時間がかかったわ。2019/03/27
真白優樹
17
魔王の再臨と絶命により世界が混乱に陥る中、遥か昔からアノスと敵対する神族が新任教師として赴任してくる今巻。―――大精霊の森にて花開くは、過去からの因縁と魔王を墜とす思惑。 アノスを滅ぼす神の子という予言に対処すべく仲間達と共に大精霊の森へと突入する今巻。横道から迫る黒い思惑を笑止とばかりに真正面から裏も表も纏めて焼き尽くす。そんなアノスの無敵で大きな背中の魔王ぶりが光る中、偽りの魔王が現れる巻であり、魔王よりも魔王であるその力に初めての危機に追い込まれる、期待高まる巻である。 次巻も須らく期待である。2019/03/13
バニラ・ビーンズ
15
続きが気になるラストでした。今巻も今まで同様に目の前に立ち塞がる者を一刀両断し底知れぬ力で相手を圧倒してきた魔王さんも流石に次巻でかすり傷くらいは背負うんじゃないかといった印象。次巻は秩序である偽装の魔王を理滅剣で打倒し、話をどう丸く収めてくれるかが見ものです。2019/03/22
サケ太
14
おおおう。なんという事か。衝撃的な展開に驚く。強過ぎるアノスの前に現れるかつての敵、神の予言。こういう伏線になっていたのか。怒涛に次ぐ怒涛の展開はどういう風に回収するというのか。2020/07/23