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出版社内容情報
パクファが小松にやってきた! 美少女×戦闘機ストーリー、第10弾!ベージュのエプロンドレスに微笑をたたえた無邪気なアニマ、ロシアのパクファが小松に襲来! 心配するジュラーヴリクからおもりを頼まれた慧達だが、到着するなり行方不明に!? ザイへの大反抗が始まる第10巻!
夏海 公司[ナツミ コウジ]
著・文・その他
遠坂 あさぎ[トオサカ アサギ]
イラスト
内容説明
ロシアのアニマ達との共同ミッションを終え、ノヴォシビルスクでの祝賀会に参加した慧とグリペン。各国の要人に囲まれ恐縮していると、ジュラーヴリクから、パクファが調整のため小松へ向かうと聞かされる。フレンチベージュのエプロンドレスに微笑をたたえ、見た目は大人だが中身は赤ん坊な彼女を心配して、面倒を見て欲しいと懇願されてしまう。しかし、小松に帰還するなり行方不明になってしまい!?第5世代の最新ステルス機なので隠れるのはお手の物、ということで、騒然とする基地内を探し回る慧とグリペンだが―。ザイへの大反抗が始まる、クライマックス直前の第10巻!
著者等紹介
夏海公司[ナツミコウジ]
兵庫県出身。2007年『葉桜が来た夏』で第14回電撃小説大賞“選考委員奨励賞”を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
39
ロシアのアニマ達との共同ミッションを終え、調整のために小松にやってきたパクファ。彼女が行方不明になって基地内が騒然とし、ザイへの大反抗が始まる第十弾。パクファに振り回されたりしながらも、千年前のF15やグリペンの記憶などからループを断ち切るための突破口を見出す慧。ここで慧との関係にひとつの決着をつけることになった明華でしたけど、結局蚊帳の外のままでこれはちょっと切なかったですね...。しかも慧は決断を迫られることになりそうで、話をどうまとめ上げるのか気になるところではあります。巻末パクファの短編は癒やし。2019/02/08
わたー
23
★★★★★表紙はロシアのバーバチカ隊の末娘パクファ。内容もパクファメインとなっていたが、私としては彼女よりも明華に注目したい。結局、物語の根幹には触れさせてもらえず、ただ単にグリペンの当て馬として退場してしまった彼女が哀れ。せめて慧が何をやってきたのかぐらいは明かしてからお別れして欲しかった。また、モンゴルで見つかったイーグルから、ようやく物語の終局が見えてきたところで〆。せっかく掴んだ一筋の光明もビターエンドにしかならなそうだが、慧には是非トゥルーエンドを目指して足掻いてほしい。2019/02/08
活字スキー
19
もうアニメ始まってるんだっけ?の10巻。アンフィジカルレイヤーからまさかの生還を果たしたパクファたんメインで最終決戦直前回。特に抜本的なアイデアが投じられない限り、周回プレイはより効率的かつつまらないものになってゆく。誰もが納得のゆく形でこのループを断ち切れるか?結局のところ、高度に複雑な状況に対して主人公がただの高校生だからどうしても受け身の感情論に終始しがちなのが読んでてなんとも歯痒い。いつもとは違う装いのファントムさんが良い。次で一気にラストまで突き抜けられるか?2019/01/13
真白優樹
16
ジュラ―ヴリクから小松で調整を受けるパクファの事をお願いされる中、慧が謎の一端を解き明かし、決戦の準備が進む今巻。―――戦場まで、真実までは何マイル? メイドな彼女が騒動を起こしたり、明華との関係に一つの決着をつけたり。 最終決戦へ向けての準備を進める、溜めの巻であると共に、全ての決着へ向けて一筋の希望と大きな絶望が示される巻である。やっと見つけた終わりの道、その先にあるのは彼女の喪失。世界か、彼女か。決戦へ向けての時計は止まらず進む中、慧は果たして、最後に何を掴むのか。 次巻も早く読みたいものである。2019/01/15
ソラ
11
最後のファントムの言葉を見たら、これは自分好みの最終回にはならないなと…。2019/04/27