あおぞらとくもりぞら 〈１〉

ｌｏｕｎｄｒａｗ/三秋縋

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2018/08発売）

• サイズ B6判／ページ数 166p／高さ 19cm
• 商品コード 9784049120592
• NDC分類 726.1
• Cコード C0979

出版社内容情報

loundraw×三秋縋による2,200,000PVのWeb発コミックSNSで話題のコミック作品、１・２巻同時刊行！

死にたがりの少女が出会ったのは、他者の体を操作し自殺させる《掃除人》の青年。
彼はなぜか少女の《死に甲斐》を奪おうとするが、その思惑とは――。
少女にとって、どこまでも幸福で、どこまでも残酷な夏が始まる。


ｌｏｕｎｄｒａｗ［ラウンドロー］
著・文・その他

三秋　縋［ミアキ　スガル］
原著

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[レリナ]

いやーこの雰囲気、話の展開、好き。あおぞらとくもりぞら、二人の関係性がとても良い。いい漫画が買えた。これからどう話が展開していくのか、楽しみ。掃除人の青年にとって初めての試練というか、体験がこれからどう彼らの関係を変えていくのか、続きが気になる。話は淡々としているのだが、絶妙な話運びに、キャラの設定が活きているので、読み手にこの漫画の魅力を十分に伝えることができており、飽きない。絵が作品にマッチしている。とても良い読後感。次巻に期待。

2018/09/05

[つん]

三秋縋さんらしい話。派手さはないけれど、一文一文が心にささる。どこか哀しげで重たい感じの絵柄も、三秋さんの作品の雰囲気に合っている。欲を言えば、今の三秋さんの文章で読んでみたい。

2019/02/27

[じゅん]

大好きな三秋縋さん原作と聞き読みました！ 無機質なお話で大きく感情が動くわけでもない。だからこそ生と死というものがスッと入ってくる。不思議な物語でした。

2025/07/21

[月子]

変わった内容でおもしろかったです。

2022/04/04

[まつどの理系こうし(まりこ)]

人を操り「自然な自殺」をさせるくもりぞら、生きる意味を見出せず死にたがるあおぞら。ふたりの感情がかすったり、でも深層心理で何を思うかは全くの謎であったり、ダークなお話だけれど、目が離せないワクワク感と、少し人が死を考えている話なのにワクワクしてしまう罪悪感、いえ背徳感が混じる先の楽しみな漫画でした。そしてloundrawさんの絵がやっぱり好き。

2018/09/01