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出版社内容情報
先輩はもう、大丈夫だね。ついに始まる生徒会劇。
それは燈子にとって目的であり、
今までの自分を出し切る終着駅のはずだった。
侑の願いが込められた脚本が燈子の心にもたらすものは。
そして──そのときが訪れる。
「私だけがあなたの特別でいられたのに」
仲谷 鳰[ナカタニ ニオ]
著・文・その他
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
46
燈子が最後までやりきった生徒会演劇。それによっていろいろなものが確実に変わったと思うけれど、一方でそれは今までのままではいられないということでもあり…終わりが近くなってきているようにも感じますが、彼女の想いにどう向き合うかですねえ。2018/09/29
黒瀬
36
【先輩はもう、大丈夫だね】物語の1つの区切りである劇の成功。それは姉の代わりを務めたいという燈子にとって終着点のはずだった。しかし2巻で訪れた場所での2人のやり取りが・・・。同じ時間帯、同じ場所を描くことで燈子と侑の関係だけが変わってしまったことが分かりやすく表現されていました。受け入れるべきか、自分の信念を曲げずにいくべきか、どちらが正しいかなんて分からない。2018/10/01
Susumu Miki(Dik-dik)
26
いよいよ文化祭での演劇本番。燈子の演技は思わぬ人物の目に留まり予期せぬ(← 嘘です、ちょっと予期してました)展開に…。燈子を巡る会話を重ねているうちに「仲が良くなった」と思われている侑と紗弥香の関係が皮肉すぎる(笑)。そして爆弾は、ええついに爆発しましたとも…。(← むっちゃ続き気になるやんか!)2018/10/31
いっちゃんず
22
6巻は劇中劇とその後。自分のめんどくささを他人や世間と折り合いを付けつつ大人になって行くのだよ、というのはあからさまにおっさんの視点か(泣)仲谷鳰さん、微妙な心理を描写しつつ読ませ続ける構成力と画力はさすが。2018/10/03
Merino
19
「私だけがあなたの特別でいられたのに」。燈子先輩にとっての終着点であったはずの生徒会劇が終わり、その『先』が始まる。これまで自分がこの物語で誰に感情移入していたかが、この巻でとてもよくわかった。この先が楽しみです。2018/10/11