メディアワークス文庫<br> 心の落としもの、お預かりしています―こはるの駅遺失物係のにぎやかな日常

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メディアワークス文庫
心の落としもの、お預かりしています―こはるの駅遺失物係のにぎやかな日常

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  • サイズ 文庫判/ページ数 256p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784049120431
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

あなたの落としものも、ここで見つかるかもしれない。 千葉県の〈こはるの駅〉に勤める若き駅員・日渡は、ある日、問題児がいることで有名な遺失物係へと配属される。
 ネガティブな思考で周囲を困惑させる須藤。空気を読まない発言ばかり連発する成島。この個性的な二人とともに、真面目な日渡は、日々届けられる奇妙な落としものと、複雑な事情を抱えた落とし主に、真摯に向かい合っていく。
 まるくてトゲトゲした小動物、抱えきれない大きな花束……駅で見つかる落としものには、ささやかだが心温まるドラマが詰まっている――。

行田 尚希[ユキタ ナオキ]
著・文・その他

内容説明

千葉県の“こはるの駅”に勤める若き駅員・日渡は、ある日、問題児がいることで有名な遺失物係へと配属される。ネガティブな思考で周囲を困惑させる須藤。空気を読まない発言ばかり連発する成島。この個性的な二人とともに、真面目な日渡は、日々届けられる奇妙な落としものと、複雑な事情を抱えた落とし主に、真摯に向かい合っていく。まるくてトゲトゲした小動物、抱えきれない大きな花束…駅で見つかる落としものには、ささやかだが心温まるドラマが詰まっている―。

著者等紹介

行田尚希[ユキタナオキ]
2月1日生まれ。第19回電撃小説大賞“メディアワークス文庫賞”を受賞し、『路地裏のあやかしたち 綾櫛横丁加納表具店』でデビュー。数多くの心温まる作品で人気(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ありす

41
温かい気持ちになれる一冊。駅構内の片隅にある"遺失物係"。車内や構内での落とし物って本当に多いんだろうな。こはるの駅遺失物係に持ち込まれるのはちょっと変わったものが多く…ハリネズミにフルート、巨大な花束、ヒーローと様々。個性豊かな係の面々と、これらの落とし主とのヒューマンストーリー。最後の家族、うまくいくといいな。ちょっとウザいと感じる人もいるかもしれないけど、悪い人は出てこないので温かい気持ちで読んでみてください。2020/07/26

Peter Rabbit@ポプちゃん大好きです

24
《あらすじ・感想》こはるの駅にある小さな遺失物係。その遺失物係に異動となった若い駅員・日渡。そこの遺失物係はくせ者ばかりが集まっており、周りが引き込まれてしまうほどのネガティブ思考の持ち主の須藤。空気を読まなすぎる発言を連発する成島。そんなくせ者が集まった遺失物係で今日も落とし物を落とし主に届けていく。そんなこはるの駅の遺失物係の賑やかな日常物語であるーーーーー。ほんわかしたし、買って良かったと思える作品だった。こんな職場には憧れる。中々注目されない職業の物語でとても素敵な話だった。ほっこりしたい方是非。2022/09/11

ぐっち

22
駅の落とし物係を舞台にした連作短編。ちょっとはみ出してる2人の部下を持った日渡さんが苦労している様子にしみじみ。2018/12/02

まるぼろ

18
前任者の異動により、同じくこはるの駅の遺失物係に異動になった日渡だったが、そこは二人の問題児がいることで有名になっていて…と言うお話です。読み終わってからふと表紙を見て、第三話に出てきた花束ってこんなにデカかったんかい!なんて思ったり…w 全体的に見ればコミカルだけど登場人物がみんな優しい、癒やされる作品だったと思いました。個人的には最初のハリネズミのお話が好きでした。どちらかと言うと繋がりのない短編が集まっている感じの作品ですが、須藤さんや成島の成長が見たいな等と思いつつ続きも読めたらなと思いました。2019/02/22

よっしー

17
駅員さん3名の個性が豊かすぎて付いていけない…と感じる部分もありましたが、落とし物を通じて人と関わっていくのは素敵だなと感じました。サクッと読めて、どこか暖かい気持ちにさせてくれる一冊でした。にしても、傘の落とし物は多いのですね。私も弁当やスマホを落とした過去はあるのでお世話になってますが、たまに駅員さんが忘れ物と思われる学生鞄を持って歩いてるのは不思議です。2022/06/25

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