出版社内容情報
――自分は一度死んでいる。
俗にいう神様転生とやらを経験することになった主人公――札月沖長(ふだつきおきなが)。
よくある最強&チート能力をもらい、異世界無双ではしゃぐつもりなど到底なかった沖長は、ある二つの能力を望んだ。
【寿命を全うできるような丈夫な身体】
【アイテムボックス】
しかしこの二つ、神がどう解釈をしたのか、特にアイテムボックスについてはあまりにもバグっている能力を有していて――。
一方、自分以外にも子どもとして転生した者たちの存在が。
しかもそいつらは、唯一原作を知らなかった沖長を「イレギュラー」だの「踏み台だ」などと言ってくる。
これは現代ファンタジー世界に転生することになった男が、世界の真実に迫りながらもマイペースに生きる物語である。
内容説明
「…え?ここ…現代日本なの?」―自分は一度死んでいる。俗にいう神様転生とやらを経験することになった主人公―札月沖長。よくある最強&チート能力をもらい、異世界無双ではしゃぐつもりなど到底なかった沖長は、ある二つの能力を望んだ。“寿命を全うできるような丈夫な身体”“アイテムボックス”しかしこの二つ、神がどう解釈をしたのか、特にアイテムボックスについてはあまりにもバグっている能力を有していて―。一方、自分以外にも子どもとして転生した者たちの存在が。しかもそいつらは、唯一原作を知らなかった沖長を「イレギュラー」だの「踏み台だ」などと言ってくる。これは現代ファンタジー世界に転生することになった男が、世界の真実に迫りながらもマイペースに生きる物語である。第12回ネット小説大賞受賞作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
菊地
1
タイトルからは想像してなかったけど、主人公の知らないフィクション世界へ転生する、いわゆる「ミリしら転生」ものだった。 そういうミリしら世界をメタ推測と「バグった性能のアイテムボックス」によってドライブさせていく展開は中々面白い。一つ一つ段取りを積み重ねていく展開はこの作者さんらしいなぁ、と感じましたね。 割と読める作品だったけど、タイトルからは「ミリしら転生」ものであることが伝わらないから、マイナーレーベルであることもあって「こういう作品を求めている人達」に届いているのか心配になる。2025/10/03




