出版社内容情報
「犬の方が忠誠心があるだけマシだっ! お前は大人しく僕に従っていればいいんだ!」代々続く子爵家の令嬢ルビナ・ローゼンは、街歩きで婚約者のディートリヒ・モリソンに置いていかれた挙句、学園でひどい罵倒を受ける。さらには自身のバースデーパーティーに知らない女性を連れてきた姿を見て婚約破棄を決心する。そんなルビナの元に侯爵家子息が声をかけてきて……!?「私はモリソン子息に忠誠心なんてまったくありません。だから婚約解消をしてあげたのです」
内容説明
代々続く子爵家の令嬢ルビナ・ローゼンは、婚約者のディートリヒ・モリソンと街歩きに向かうが、彼は友人だという別の女性と親しく過ごしはじめ、ルビナは店先に置いてけぼりにされてしまった。数時間婚約者を待っていたルビナだったが時間も遅くなり、親切な店のオーナーが用意した送りの馬車で帰路につく。しかし学園で顔を合わせたディートリヒは謝るどころか忠誠心が足りないとルビナをひどく罵倒する。さらにはルビナのバースデーパーティーに別の女性を連れてくる彼の姿にルビナは婚約破棄を決心した。そんな彼女の元に侯爵家子息が声をかけてきて…!?