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出版社内容情報
人体への補助電脳搭載が当たり前となった未来――《電脳魔導師》アリシアの活躍を描く、セクシー・サイバーパンク開幕!
内容説明
四大超企業によって地球上の大部分から「国家支配」という概念が駆逐された未来。「百万分の一の奇跡」とも称される、人体に搭載された補助電脳すら操ることができるハッカー―“電脳魔導師”の少女アリシア・アークライトは、とある芸術家父娘の捜索依頼を受け人工島“ネオマイハマ芸術解放特区”へと向かうのだが…?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
わたー
24
★★★★★世界観のやたら凝っている18禁エロゲをプレイしているような印象を受けた。誤解を恐れずに言うのならば、ソフトな対○忍みたいな?パンデミックによって国家という枠組みが無くなり、それぞれの分野を牛耳る4つの巨大企業によって支配される終末世界。探偵として活動する主人公アリシアは、とある依頼を受け、ネオマイハマ芸術解放特区へと足を踏み入れる。その地は芸術とは名ばかりの、性と退廃の蔓延る街だったのだ…と始まるエロティック・サイバーパンク・アクション。2024/07/23
燃え尽きタコ
20
正直あまり好みのノリでは無いんだけど、柳生兵衛絶対好きなタイプのキャラだって確信があるせいで下巻買おうかめっちゃ悩んでる。2024/07/11
羊山羊
13
サイバーパンク・アクションと言うよりは、主人公アリシアのやんちゃぶり、キザぶり、タフぶりが「大いなる眠り」のフィリップ・マーロウを思い出させるサイバーパンク・ハードボイルド。案外罠にあっさりハマっちゃうお茶目ぶりとかセリフ回しとか、割とゴリゴリ突っかかりまくる若々しさとかがとっても若いマーロウ。世界観は、女性主役、エロが強めの物語構築もあってか、バイオレンスよりもアングラ味が強く、エロゲじみたエロ展開が強調されてとっても猥雑で、そこに探偵要素が入りこんでくる。→。2025/02/28
しまふくろう
13
なんとなく買い。絵は格好可愛い。 物語は電脳世界の活用が主流になった世界で探偵業を営む少女の話。電脳魔導師で探偵で学生と属性盛りだくさんなヒロインや、昨今のラノベには珍しい造語マシマシなサイバーパンクの世界観が面白い。主振興に電脳魔導師という凄い特技はあるものの、すんなり無双できる訳でもないというバランスのとり方も良い。 ちととっつき難いが面白かった。2024/07/27
フラチキさんです
8
★★★★☆ 初読み作家さん。非常に話題になっていたので購入してみましたが、あらゆる方面で予想外な作品でした。意外な点の1つ目はR18すぎるということ。挿絵とかもろに肌色。どうやら、ノクターンのものを勢いそのままで一般ラノベ化した模様。それならそうと言って欲しかった。2つ目が、サイバーパンクがテーマだからか、外国作品リスペクトな読みづらい言い回しが結構続くこと。全く読みやすくない臭めな言い回しなので初見の方は注意です。いわゆるライトノベルに求めていないことが盛りだくさんな作品でした。一応下巻も読みます。2024/06/23