出版社内容情報
「トンイ」から「イ・サン」までの韓国時代劇を楽しむためのガイド書
ベストセラー「朝鮮王朝の歴史と人物」の著者康熙奉氏の最新作。NHK放送中のドラマ「トンイ」とそのひ孫に当たる「イ・サン」までのドラマと実際の史実を検証。より韓国時代劇を楽しむためのガイド書。
内容説明
トンイの子、英祖が恐れた官僚主義、本当の正体は?チャン・ヒビンを追いつめたのは、王様の気まぐれ?イ・サンを看取った貞純王后は、本当に手を下した?韓国時代劇がみるみる面白くなる。
目次
序章 「トンイ」「イ・サン」が描いた時代とは?(朝鮮王朝には27人の王がいた;粛宗から正祖までの時代は題材の宝庫)
第1章 粛宗と張禧嬪の蜜月(明聖王后・金氏の警告;後継者問題であせる粛宗;政変を引き起こした廃妃事件;淑嬪・崔氏の登場;前向きなトンイの姿)
第2章 淑嬪・崔氏と張禧嬪の対決(仁顕王后・閔氏の復位;粛宗の二人の息子;張禧嬪の最期;老論派と小論派の対立;熾烈な世継ぎ争い)
第3章 思悼世子の悲劇(景宗は毒殺されたのか;英祖と荘献の確執;窮地に陥った荘献;やがて米びつが運ばれてきて;悲しみの世子)
第4章 名君「正祖」の誕生(つらい境遇に耐えた世孫;英祖に歯向かう重臣たち;英祖が最後に見せた強硬手段;ついに即位した正祖;ドラマは正祖の即位をどう描いたか;王宮に侵入した暗殺団)
疑惑が残る正祖の最期(洪国栄の野望と没落;水原に華城を建設;病の床についた正祖;病状の悪化;“名君の時代”の終焉)
著者等紹介
康煕奉[カンヒボン]
1954年東京生まれ。両親が韓国・済州島出身の在日韓国人二世。東洋大学工学部建築学科および日本大学文理学部史学科卒業。韓国の歴史・文化・スポーツや社会問題を描いた著作が多い。現在は韓流エンタメ総合誌「愛してるっ!!韓国ドラマ」(隔月刊)の編集長を務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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